喉が渇く

 

 

用意していた紅茶を飲む。

 

味がしない、無糖とか関係なく緊張からです。

 


「Rさんから聞いてると思うけどもう一度確認していいかな?」

 

Mちゃん「はい、ちゃんと説明するし出来ます」

 

ほんとかよ、といいたい気持ちを抑えて質問する。

 

 

順番に進めないと私の感情が暴走しそうなので

 

ひとつひとつ聞いていく。

 

 

「Mちゃん誕生日のドタキャンだけど

 残業は理解するよ、でも誰とご飯を食べに行ったの?」

 

Mちゃん「🔵🔵さんです、お互いお疲れさまだから

     帰りにご飯でもどう?って言われて」

 

いやいや、家で私が待ってるでしょうに。

 

「日にちを勘違いしていたのは仕方ないけど

 なんで家で待ってる私がいるのにそうなるの?」

 

Mちゃん「仕事上の付き合いと思ってた、でも間違いです」

 

「んじゃ私の誕生日は?」

 

Mちゃん「何を言っても言い訳です、ごめんなさい」

 

 

ここでちょっとキレかけた私、まだ早いと思ったけど

 

ちょっと耐えれなくて。

 

「勘違いだったとしてもドタキャンの一件があって

 さらに私の誕生日であのようなことをするんですか?」

 

「Mちゃんにとって私は🔵🔵さんより優先順位が低いんだ?」

 

「気を遣う相手を間違えていませんか?」

 

 

沈黙、無言、そんな時間が過ぎる。

 

 

Mちゃん「そんなことは絶対ないです、ざっくんが一番です」

 

いや、やってることがそうじゃないから。

 

「でも2番じゃん、誕生日とか一応イベント日じゃないですか」

 

Mちゃん「それは」

 

畳みかけたくなかったがやっちまった。

 

「貴方の誕生日も私の誕生日も🔵🔵さんと一緒だったじゃん」

 

「その人の事が好きなら、いってもらって構わないから」

 

Mちゃん「それは無いです!」

 

 

熱くなり過ぎたと思ったところに

 

Rさんが割って入ってきた。