脱出・作戦…④
ビグザムのビールのジョッキ(大)が空になる。
ぷふーっと息を吐き…
ビグザム 「そっか。仕方ないね…。
まー、慰謝料ふんだくって、コドモを立派なオタクに育てようよ」
アタシ 「うん、ソォダネ…」
立派なオタクの定義がよくわからないが、とにかく妹にはキモチが伝わったようだ。
アタシが、まだ詳細を話したくないコトも…。
アタシ 「それで、お願いがあるんだけど…」
ビグザム 「ナニ?」
アタシ 「まだ、父さんたちに話してないの」
ビグザム 「言いにくいよね~」
アタシ 「それもあるけど、やっぱある程度キリがついてからじゃないと
話せないと思っていたから。話し合いのトキに一緒に行ってくれない?」
ビグザム 「家族会議にした方がいいもんね。分かった」
実家に帰る日程を決めて、解散した。
「ジオンとの戦いがまだまだ困難を極めるというときに、
我々は、学ぶべき人を続々と失っていく…。
寒い時代だと…思わんか?」
マジ。寒々ッス。
脱出・作戦…③
ビグザム
型式番号 MA-08
全高 59.6m
全備重量 1,936.0t
武装 大型メガ粒子砲
メガ粒子砲×28
105mmバルカン砲×2
クロー(ミサイル)×6
Iフィールドジェネレーター (Wikipediaより)
彼女の大型メガ粒子砲が火を噴いた!
…ように見えたが、アタシの錯覚だったようだ。
ビグザム 「…それで…?調停ってナニ?裁判なの??結婚式なくなったの?
キャンセル手続きとかは?コドモはどうするの?」
アタシは、暗記してきたかのように今までの経緯とこれからの戦略について語り始めた。
アタシ 「調停って裁判の前段階みたいなモノで、裁判所の人も交えた
話し合いだよ。調停で決着がつかなかったら、裁判。
この間1回目の調停があって、そのトキはお互いの事情説明みたいなのを
調停委員っていう裁判所のヒトに話をしただけ。
結婚式は、なくなった…。とにかく、ガンダムは別れたいってだけしか言って
こなかったから…。キャンセル手続きとか、お客様への連絡も全部アタシが
やらなきゃいけないと思う…。
コドモの認知とか養育費とかもしっかりして貰うつもり。そのタメにも、
弁護士さんに依頼もしたから…」
ビグザムは黙って聞いていてくれた。
脱出・作戦…②
思いのほか、妹からの返事は早かった。
メールでは詳細を明かしていない。
ただ、夕食に誘っただけだ。
二人がよく利用する居酒屋に誘い出し、ひとまず世間話をした。
アタシ 「黒い三連星ってチョーカッコイイ」
ビグザム 「あのフクラハギってゆーか、ダムがたまらないわよね!」
一通り食事を済ませて、お腹がいっぱいになったところで
アタシは…
アタシ 「実は…アタシ…、ガンダムと別れちゃったらしいのよね…」
マヌケだ。自分のコトなのに、「らしい」とは。
アタシ 「コドモのコトとか…、慰謝料とかで調停になっているんだよ」
「う、うわあ爆発しちまう!」
アタシのココロは爆発寸前だ…。
zakrello的私事
いい加減ストーリィを進めたいと思うのですが
夏休み進行というワケで…
アタシ的クダラナイコト特集!!!
1.一番多い入力ミス
★名前★ ○⇒zakrello ×⇒ざkれっぉ
2.魔の時間帯
★夜中の1~2時★ クダラナイコトをやりたくなるの。
3.好きな動物
★みーあきゃっと★ たぶん。ぱっと思いついた。
はいー、クダラナイ~。
「人の心の中に踏み込むには、それ相応の資格がいる」
クワトロ大尉~♪
そろそろ、Zネタをやりたくて仕方ないざkれっぉですた~。