国内メーカーの製品も試してみようということで、日本が誇る世界のフェザーのエントリーモデルであるその名も『ポピュラー』を購入してみました
アマゾンにはプラケース入りと紙箱の2つがありますが、お値段が倍くらい違うので私は安い紙箱入りを選択しました。
購入した時点の価格は送料込みで991円
Amazon定期便だとさらに安い892円でした
箱の中はこんな感じで、カミソリのホルダー(本体)と替え刃が2枚ついています。
替刃はもちろん世界一切れ味が鋭いと言われるフェザー・ハイステンレス
2枚入りでもちゃんとプラスチック製のケース入りなのは、世界的に評価が高くお値段も高いフェザー・ハイステンレスの誇りでしょうか
肝心のホルダーはと言うと、結構な割合で樹脂が使われていることもあり高級感とは無縁で、一言で言えば安っぽい印象です
(実際に安いので安っぽいという表現は正しくないと思いますが)
ヘッドカバーも製造時に付いたキズだらけ
お値段を考えたら仕方ないと思いますが、中国製なら同じ値段でもう少しキレイな仕上がりなだけにちょっと残念です。
RAZOROCK QUICK-CHANGEと同じバタフライ方式で、ハンドルの銀色の部分をくるくる回してヘッドを開閉できます。
ちなみにその操作感も軽くて精度の悪い感じがしました
オープン状態だとこんな感じで、ヘッド内部はプレス機で撃ち抜いて曲げた金属板と樹脂のコラボレーションですね
そのヘッドの中に替え刃をこんな感じでポンと乗せます。
あとは先程オープンにする時に操作したハンドルのシルバーの部分を逆方向にクルクルするとカバーが閉じテセット完了です
尚、一見すると刃が思いっ切り飛び出しているように見えますが、下の黒い樹脂の部分が飛び出していることもあり、肌への当たりはかなりマイルドです
同じバタフライ式のRAZOROCK QUICK-CHANGEと並べるとこんな感じで、同じ低価格帯のホルダーでも仕上がりにだいぶ差があるのが分かります。
私はたまたまセールで安く購入しましたが、国内で購入すると3,000円近くするので、価格差を考えるとフェザー・ポピュラーもそう悪くはないと思います。
肝心の剃り味に関しては、肌への当たりはマイルドなものの、刃が振動するのを感じてそこまで滑らかな剃り心地ということもありません
この辺りが5,000円くらいするホルダーとの決定的な差なのでしょうね。
それと個人的に気になったのが、樹脂を多用したことによる軽さです
34グラムと一般的なカートリッジ式カミソリと変わらない重量なので、両刃カミソリではお約束のカミソリの重さで剃るのではなく、手でカミソリを肌に押し当てて剃る必要があるので力加減にある程度の慣れを要すると思います。
お求めやすい価格や入手性の高さを考えれば日本における両刃カミソリの入門に最適なのですが、取り扱い面では必ずしも初心者向けとは言い難いのは残念ですね。
ただ、何度も書いたように送料込みで1,000円未満で購入できることを考えれば、価格に見合った性能は十分に要していると思います
あとは軽さを活かして旅行のお供にするのも良いかもしれませんね
そうそう、替え刃を含むランニングコストですが、フェザーの替刃を週に一度のペースで交換すると使う替え刃は52枚。
最初に付いている替え刃が2枚なので、10枚入りで483円(Amazon定期便価格)を5回購入すれば良いので初年度は3,307円、翌年以降は約2,400円に抑えられます
さらに替え刃をダイソーで購入できるDORCOのベトナム製にすると10枚110円なので年額たったの550円ですから、もうカートリッジ式カミソリには戻れませんね