すったもんだの末にHUAWEI P10 liteにLineageOS 17.1をインストールし、多少の問題(Radikoが動かない、Chromeの動作が重い)はありながらも、何だかんだ一通りのことはできるようになりました
そこでぼちぼちSIMを入れよかと、基本料金が0円のpovo 2.0を契約してみます
月曜の午後に申請して翌日の午前中にSIMが届き、すぐに有効化出来たのに感動しました
キャリアショップでちんたら手続きしていた時代から大きく進歩しましたね
とりあえずP10 liteに入れる前にRedmi Note 11 Pro 5G(長い)に入れてみましたが、なんの問題もなく使えます
ところが、P10 liteに挿入してAPN設定をしても電話をかけられません
アンテナは弱く立っている状態で、データ通信はできる(128kbpsですが)ものの、音声通話は発信・着信ともに不可
試しにRedmi(以下略)で使用しているNUROモバイルのSIM(docomo回線)に挿し換えてみると、こちらはアッサリ通話できてしまいました
povoのSIMを同じHUAWEIのP20 liteに挿して試しても問題なく通話できますし、さらにP10 liteのOSを元のEMUI(HUAWEI版Android)に戻しても普通に使えます
となると怪しいのはLineageOSですよね
ネットで調べてみたら、どうやらLineageOS 17.1はVoLTEが使えないバグがあり、後で修正されたみたいな情報が散見するので、私がインストールした版はバグが直っていない可能性があります
そこで改めてXDAの該当スレッドを辿ってみると、海の向こうでもLTE回線で通話ができないと言っている人が何人もおり、そこから特に修正する話にならずにスレッドが閉じられてしまいました
つまり、DarkJorker360氏のP10 lite版LineageOS 17.1はVoLTE未対応で開発終了しているようです
そんなわけでこの環境で使うにはpovo 2.0では通話できないようなので、ここまで苦労してAndroid 10にしたP10 liteくんは音声不可のWi-Fi専用端末として余生を過ごしてもらうことになりそうです
そんなわけで、次のターゲットはあの端末だな
【補足】
povo 2.0で通話できず、NURO(docomo)で通話できた理由ですが、auは昨年度末で3Gを廃止して音声通信はVoLTEが必須になったのに対し、docomoは2026年まで3Gが使えることによるものと思われます。
つまり、今回au系のSIMではなくdocomo系のSIMを使用していたら、このバグの存在に気付かなかった可能性が高いと思います。