バンクベッドやベッド上段に上がるための純正ラダーは軽くてコンパクトなものの、折りたためないのでかなりかさばります。

 

 

 


使わない時はベッド上段内に横たえられればいいのですが、入り口が狭いので入りません。

 

バンクベッドも一年旅では収納ボックスを置いて洋服ダンスにしてしまいますので、ラダーを置くスペースは取れません。

 

それに、狭いキャンピングカーの中ではラダーのような長物は取り回し自体が危険です。ゆっくり慎重に動かさないとラリアットやアッパーカットを食らったり、食らわしたり。

 

一日のうち一瞬しか出番が無いくせに、何ともウザいアイテムです。

 

そこで、何とかコヤツを追い出す方法を考えました。

 

まず、ラダーを使わずに踏み台ではダメか。

 

試してみると、踏み台で登れないことはありません。

ただし、寝ぼけていたり、風で揺れていたりしている場合は、結構危険なのではないかと感じます。

 

そこで、もっとコンパクトなラダーはないか探しました。

 

まず見つけたのはこれ。

 

 

※今は売っていないようなのでかっちゃんさんのブログからお借りました。

 

 

どんな使用感かはかっちゃんさんのブログに詳しく書いてありますが、これでもどうにかなるようです。

 

これなら純正の半分くらいの長さでしょう。

ただし、ステップの部分は折りたためないようですので、違う意味でかさばりそう。

 

もっとコンパクトなのがないのか探してみると、あったあった、ありました!!

 

 

出典:アマゾン

 

 

高さは純正ラダーと全く同じで、折り畳み方も思い描いていた通りです。

 

さっそく発注し、届いてみると純正ラダーより重量はありますが、その分しっかりしています。

 

 

 

 

そして、折りたためば常設ベッドにポンとおけます。

 

 

 

 

これなら、使用時以外は余計なスペースを一切取りません。

 

純正ラダーのように、使う際に固定するためのフックはありませんが、慎重に使えば大丈夫でしょう。

 

このラダーはもう一つ純正にないメリットがあります。

前述のように、一年旅中はバンクベッドを全部引き出さずに途中で固定し、収納ボックスを置いて衣類置き場にするのですが、バンクベッドの下は2ndシートですので、そうなると2ndシートの上にラダーを置くことになります。

 

この状態で純正ラダーをかけると、2ndシートで底上げされた分上部が余ってバンクベッドの空間に食い込み、収納ボックスと干渉してしまいます。

その点、このラダーであれば、段を一つ畳んで長さを調整すれば、収納ボックスと干渉することなくバンクベッドに上がることができます。

 

唯一の欠点は、純正ラダーは斜めに立てかけるのを見越して横木に角度がついており、乗ると足の裏と横木がフィットしますが、このラダーは垂直に立てた時に横木が水平になるようになっていますので、斜めに立てかけると足の裏に横木の角が当たります。

 

女房は気にならないということなのですが、私は偏平足だからか足の裏が痛くてしようがありません。

 

そこで、斜めになっているゴムを横木に貼りつけて純正ラダーのように横木に角度をつけようと思いましたが、そんな都合のいいものがあるわけもなく・・・と思ったらありました!

 

もちろんそのような用途ではなく、床の段差を埋めるためのもののようですが、探せばあるものです。

 

 

出典:アマゾン

 

 

色は黒もありましたが、横木の位置が見えやすいように目立つ黄色にしました。

 

これを横木の長さに切って両面テープで貼りました。

 

 

 

 

効果は絶大で、まったく足が痛くなくなりました。

 

純正ラダーは倉庫でお休みいただきます。