納車される今年8月から、1年間の出ずっぱり旅に出る来年4月までは8カ月しかありませんので、乗りながら膨大な備品を少しずつ買いそろえていくのでは間に合いません(長期キャラバンの備品)。
そこで、必要なものを一気にリストアップしてみました。
その数、何と300品目!
総予算は60~70万円位になりそうです。
旅の間は自宅を使いませんので、本当は自宅で使っているものを持って行けばいいのですが、それらを普通に放り込めばサイズ的に間違いなくオーバーフローします。
例えば、炊飯器やポット、トースター、掃除機などの家電は、自宅サイズのものはキャンピングカーにはでかすぎます。
そこで、まず品目ごとに収納スペースを決め、逆算的にそこにシンデレラフィットするアイテムを探そうと考えました。
私はこの10年くらいはアマゾンでしかモノを買っていませんので、まずアマゾンだけで探したのですが、アイテムによってはなぜかピンとくるものがありません。
先達の方々のブログを覗き見ると、皆さんはアマゾンに加え、どうも100均やホームセンターで備品を買っていらっしゃるようです。
私は生活周りのことに無頓着で、実は100均やホームセンターというところに行ったことがありません。イケアやニトリなどは家具を買いに行ったことはありますが、やはり生活用品の売り場は左右も見ずに駆け抜けます。
そこで100均、ホームセンター、ニトリに相次いで社会科見学に行ってきました。
特に100均は地球がひっくり返るくらいビックリして、こうなったら片っ端から買い物カゴにぶち込んでやろうと思いましたが、結局何も買わずに帰ってきました。
ホームセンターの方はただただ果てしなく、地平線がかすんでいる感じです。
まあ、そんなことはどうでもいいのですが、こうなってくると買い物慣れしていない私は備品調達先の使い分けがよく分からなくなってきます。
これでは後になって「あっちで買えば同じものがもっと安かったよ」とか、「あっちに行けば種類がもっとたくさんあったじゃん!」とか、スーパーをハシゴしている主婦みたいなことになりそうですので、調達先の特性によって、どんなアイテムはどこで買うのがいいのかを整理してみました。
1.アマゾン
アマゾンは相変わらず強い味方です。
キーボードをパチパチするだけでたぶん億以上のアイテムからレビュー付きで選べますし、かさばるものや重いものでも待ち構えていたかのように自宅まで持って来てくれます。
制限はありますが、旅先でもコンビニや宅急便の営業所留めで商品を受け取ることできますので、季節商品などは随時買えばスペースの節約にもなります。
さらに、ほとんどの商品は寸法が表示されていますので、シンデレラフィットを目指す身としてはありがたく感じます。
しかし、相対的にアマゾンは数百円~千円位の安いものに弱いようです。
プライム会員になれば多くの商品で配送費がかかりませんが、誰かがボランティアで持ってきてくれるわけではないので、店側は押しなべたところで物流費を支払っています。
結果、100均と同じものがアマゾンでは400円で売っていたりします。
もちろん、そういうものは100均に行ったことない私くらいしか買いませんので、100均とガチで勝負しようという店は少なく、その価格帯の品ぞろえが弱いのでしょう。
ということで、アマゾンはアマゾンでしか見つけられないものや、どこで買ってもいいけれど自宅配送がありがたいもの、レビューをシゲシゲ読まなければ危なっかしい中華製品などを主に買おうと思います。
2.100均
キャンピングカーの備品として、100均商品はとても相性がいいと感じます。
一つ目は、コストを抑えるために全体的に小ぶりなものが多く、キャンピングカーのサイズ感にあっていることです。
特に小さい調味料のシリーズは、頬ずりしたくなるような感動があります。
二つ目は、いい意味で入数が少なく、例えば紙コップなどは他で買えば少なくとも10個、普通は50個とか下手すれば一箱1000個の単位になりますが、100均では5~6個単位で買えるなど、それがかえってありがたいです。
三つ目は、おかしなアイディア商品が多いことです。
ほとんどの商品は単におかしなだけなのですが、思い出したかのようにキャンピングカーにハマるものが見つかります。
おかしなアイディア商品はアマゾンにもありますが、日本語がよく分からなかったり、果ては何のためにこの世に存在しているのか分からないようなものもあり、買うにはスーツでカレーうどんを食うぐらいの勇気が必要です。
そこへ行くと100均商品は、一応レッキとした会社が売っているものですし、まあ100円ですので楽しみながらいろいろお試しができます。
ということで、100均で揃えようと思えばかなりのアイテムが揃い、同時に予算も抑えることができそうです。
しかし、やはり100均商品の見た目には少し抵抗があります。
なけなしのコストの中でデザインもガンバっているのは分かりますが、それがかえって哀愁を誘います。(お好きな方、ゴメンナサイ・・・)
そこで、例えば引き出しの中の整理トレーなどの目につかない収納アイテムや文房具、デザインはどうでもいい調味料、消耗品の類を100均で買おうと思っています。
3.ホームセンター
ホームセンターは果てしなさすぎてまだ実像がつかめていませんが、アマゾンでは割高だけど、100均製品では心もとない改造部品とか、ちょっとひねりのきいた工具、大型の収納ボックスなどが中心になりそうです。
また、木材を切ってくれたり、店員さんにDIYのアドバイスをもらえることも期待できそうです。
キャンプ道具なども実際に手に取ることができますし、プライベートブランドのものもあったりしますので、そんなに多くは持って行きませんがキャンプ道具はホームセンターで買ってもいいかも知れません。
4.ニトリ
ニトリも私にとってはまだ得体のしれないイメージですが、高級な100均といったところでしょうか。
本当は100均商品でもいいのだけど、ちょっと見た目がなー、というもの、例えば食器やキッチンウェアなどはニトリということになりそうです。
まだよく吟味していませんが、100均よりも実用的なアイディア商品も結構あるように感じました。
さらに、ニトリは寝具も充実していると見ました。
ただし、CRUISEの常設ベッドにジャストフィットするものはほぼないようですが、何かのヒントをくれるかもしれません。
5.イケア
家具を買うために年に一度くらいはイケアに行きますので、イケアのノリは分かっています。
しかし、イケア商品は世界共通商品なので大振りなものが多く、自宅はギリギリOKでも、キャンピングカーのサイズ感には合わないかもしれません。
ただし、イケアのデザインは好き嫌いにかかわらず、「邪魔をしないデザイン」という意味では卓越していますので、サイズが合えばイケアで買いたいと思っています。
以上のような感じです。
一つ注意しようと思っているのは、消耗品の類は旅先でも買い続けますので、あまりトリッキーな、例えばカザフスタン製などを買って、旅先で同じものが見つからず、手に入れた代替品が所定の収納に収まらないという悲劇は避けたいと思います。
なるべく消耗品や交換部品はどこでも手に入るものを前提に収納計画を立てようと思っています。