軽い記事です。
私は若い頃からバンドをやっています。
今はベースを弾いていて、ギターも何となく弾けますので、これまでギターやベースを15本以上は手にしたでしょうか。
最近も使いもしないアコースティックベースを買ってしまいました。
これから始めたいと思っている方は、どんなギター・ベースを買ったらいいのかお悩みだと思います。
とりあえずは安いギターを買って、不満が出てきたらより高いものを買う、というのがよく言われる選び方ですが、ギターやベースにはたくさんの種類があってどの種類に決めるかだけでも大変です。
そこで、簡単明瞭で上達が早くなるギター・ベースの選び方をお話ししようと思います。
まず、楽器屋さんに行ってください。
なるべく多くの楽器が展示されている大きな楽器屋さんが望ましいです。
試奏は必要ありません。どうせ弾いても初心者の方には違いが分かりません。
ただただ楽器を端から順番に眺めていってください。
すると「ボクを連れて帰ってよー」とわめいているギターと目が合うことがあります。
とりあえずは「そんな簡単に連れて帰れるかよ!」と一蹴してください。
そうやっているうちに、連れ帰って欲しいと言っているギターが何本か出てきます。
もし楽器屋さんを出るまでにその声を振り切れるようでしたら、それらのギターには縁がなかったということです。
しかし、それを繰り返しているうちに、どうしても連れて帰りたいギターに出会います。
それがあなたが買うべきギターです。
高ければローンを組んででも買ってください。
ふざけて言っているのではありません。
ギターやベースに限らず、音楽上達の一番のコツは毎日5分でもいいので楽器に触ることです。そして楽器に愛着があればあるほど手に取る時間が長くなりますので、必然的に上達していくわけです。
最近は安いギターでも意外といい音が出ますし、細かい音色はエフェクターやアンプでカバーできますので、グレードや種類の優先度はあまり高くありません。
それよりも楽器にどれだけ大きな愛着を持てるかが上達の鍵なのです。
これをやって来た私が大してうまくないというのが落とし穴ですが、上級者の多くの方もこの選び方を一理あると思っていただけると思います。
そう言えば昔の友人にえらくギターがうまいヤツがいて、彼はギターに抱き着いて寝ていましたし、グランドピアノの下に布団を敷いて寝ているヤツもいました。
お試しを!