こんばんは。ハンドメイドジャーナリストのマツドアケミです。
今日はデザインフェスタの初日でした。
楽しそうな様子がたくさんTLに流れていましたね。
出展者の皆さん、頑張れ~!
(大阪のアティックディズさんに頂いた飴細工!イヌタコバ~ン!というなんとも素敵なネーミング♪)
イベント経験のある作家さんからこんな話を聞きます。
「かわいい!」って言ってくれるのにお客様は買ってくれない、、、。
イベントにはたくさんのかわいいものが並んでいますから、お客様は吟味しているかもしれませんし、また後で戻ってこようと思って忘れてしまったかもしれません。
でもね、そんな「はじめまして!」のお客様にあなたも出来ることあるかもしれませんよ。
イベントには、あなたのお友達だけでなく、常連さんもいらっしゃいます。
またブログやSNSであなたのことを知ったという「はじめましてさん」もくるでしょうし、イベントに来て初めてあなたを知るという方もいると思います。
常連さんは新作や持っていない作品が欲しいでしょうから高い作品でも比較的お買い上げいただきやすいのですが、「はじめましてさん」や偶然あなたのことを知ったお客様はいきなり高額な作品を買っていただくことは難しいですよね。よっぽど気に入ってくださったらそういうこともあるとは思いますが、最初から高額商品を買っていただくのは一般的には難しいと思います。
そんな時のために、最初のお客様でも買いやすい価格帯の商品を用意しておくことって実はとても大事なことなのです。
今回のハピ活⭐︎勉強会の動画講座ではデザフェスで成功しているのこのこさんも動画の中で語っていますが、小さなお子さんや初めていらっしゃった方、もしくは今回はガッツリとお買い物はしないけれど、何かを買っていきたい!というお客様のためにも買いやすいポストカードやカレンダーといったアイテムをラインナップしています。
それだけが売れてしまったら問題ですが、のこのこさんはこの小さなきっかけを次につながるように準備をしているんですね。
本当に売りたい商品が5000円のものだから!ということで、店頭に5000円のものだけ並んでいたら、初めてのお客様は買うか?買わないか?の判断だけになってしまうことがあります。
そんな時にちょっと買いやすい1000円~2000円くらいのものがあると、「今回、まずはこちらを買っていきます!」ということにもなりやすいです。一度お買い物をしていただくと、あなたとの距離は縮まりますので次のお買い上げをしてもらいやすくなります。
雑貨の仕事塾の塾生さんたちはすでにこのお客様心理についてマーケティングを通じて学んでいるので、商品構成、価格について工夫をしています。
初めまして!のお客様と親しくなるための価格帯の作品をあなたと出会うきっかけとなる握手商材(フロントエンド)、そして本当に買っていただきたい作品をハグ商材(バックエンド)といいます。
初めまして!のお客様にいきなりハグをしても驚かれちゃいますよね。でもまずは握手して仲良くなったらそのうちにハグできるくらい仲良しさん(あなたのファン)になることだってあります。
大事なのは握手商材(フロントエンド)とハグ商材(バックエンド)が両方あることです。
よく、通販のお化粧品や健康食品の会社さんが「今なら無料サンプルを差し上げています」というのをやっていますよね。これが「はじめまして!さん」との握手(フロントエンド)です。興味があるお客様はサンプルを依頼するわけです。
そしてサンプルで良さを実感したら今度はお金を出してその商品(バックエンド)を買ってみようかしら、になります。
握手商材(フロントエンド)だけではビジネスになりません。ちゃんとハグ商材(バックエンド)があることで、初めてビジネスになります。
これはビジネスの基本中の基本のお話です。
あなたの場合には握手用の商品がありますか? 実はハンドメイド作家さんの多くはどちらかだけでやっている人が多いのです。
デザインフェスタは明日も続きます。そして今月末にも横浜でイベントが開催されますね。ぜひ今からあなたの商品構成をもう一度見直してみてくださいね。
ハンドメイドをビジネスにする基礎も学べます!
この講座に参加してくださる作家さんのほとんどが「ハンドメイドをどうやって売ったら売れるのかがわからない」という現在作家活動をしている方です。
今日のブログのような売るための「商品構成」の話についても学ぶことができます。
あなたにもまだたくさんできることがありますよ!
東京開催!
5月18日(水)ハンドメイド作家になりたいセミナー → お申し込み
午前中の開催です! 残り3席となりました。
あなたの参加をお待ちしています。
雑貨の仕事塾®マツドアケミでした。