こんばんは。ぼんそわ~。マツドアケミです。

4月に発売する本の取材と執筆が始まり、やや緊張気味でハイテンションな毎日を送っている最近。

私の本とはちょっと異なりますが、自分の手づくり雑貨の本を出したいと思われている方はたくさんいらっしゃいますよね。

雑貨の仕事塾でも出版セミナーは開催しておりますが、参加者の多くは手づくり雑貨の作家さんです。

実際に出版した雑貨作家さんの話を聞いていると、本を出版する段階では決して有名な人ではないことが多くあります。

では出版できる人できない人の違いって何でしょうか?

過去に手づくり雑貨で本を出版した人の特徴で3つあげてみます。

1 自分の作品は◎◎である!ということが明確に言える人

2 「私を見て!」というよりも、「思わず見てしまいました!」と言われる人

3 準備ができている人


1 自分の作品は◎◎である!ということが明確に言える人

ニッチと言う言葉はわかりますか?
ニッチというのは「隙間」のことなのですが、限定された市場のことを言います。
多くの人は「私はこれも作れるし、あれも作れます」と、手先が器用であることをアピールしたがりますが、これといったら、この人!と言われるくらい、自分の作品をニッチに絞り込んだキャッチコピーができている人は興味を持たれやすいです。

たとえば、(これはすでに本としてある例です)犬限定のあみぐるみやパンダ限定の羊毛フェルト、スィーツ専門の羊毛フェルト、手縫い限定のベビー用品などなどです。

2 「私を見て!」というよりも、「思わず見てしまいました!」と言われる人

きれいな縫製であること、丁寧に作られていることはとても大事ですが、ちょっとしたことに感動がある作品を作れる人は興味が持たれやすいですよね。

次は何を作るんだろう?と、つい見てしまう人はやっぱりどこか違っていて、それを表現するのが上手です。

3 準備ができている人

私が尊敬している雑貨店のオーナーフリーデザインの井川さん(雑貨の仕事塾のセミナーでご存知の方も多いですよね)の言葉をかりると、チャンスに乗れる人は,準備ができている人なのだそうです。

準備ができていなければ、チャンスがきても断るしかありません。

井川さんは昨年、ファイヤーキングの本を監修しましたが、彼いわく、ネットショップを立ち上げた時に「このショップがそのまま図鑑になるくらいの情報を盛り込もう」と決めていたそうです。


本を出版したいと考えたら、ブログを活用して、それがそのまま本になるくらいの見せ方を意識するといいかもしれません。

実際に、ブログ村などのランキングに参加している方も多いと思われますが、ある作家さんは、ブログ村のニッチなジャンルでNO1になっていて、本の出版が決まったそうです。

自分だったら、ということを意識するのもいいですよね。

今年は雑貨作家さんの本の出版も応援していきます。
実現するのは誰からかな。

雑貨の仕事塾
マツドアケミ
でした。ぼんそわれ