旧ソ連の食器

先日、旧ソ連の食器をアップしました。

ソ連時代に生産された食器は
デザインが独特で、
他の地域ではあまり見られない意匠をしています。

旧ソ連食器のなかで
私が選ぶ best 2 です。

キノコマグカップ

ハリネズミとニワトリのカップ

残念ながら既に2点とも売れてしまいました。

そしてほとんど全ての食器が
金彩で彩られています。

お花が金色にべた塗りされたカップ

模様の中心が金で立体になったクリーマー

金が立体模様になったシュガーポット

ほとんどの食器の
飲み口やプレートの縁にも金彩が施されています。

ロシアやバルト三国に住む方々が
金で飾られた物が大好きなことが伺えます。

ただ残念なことに
旧ソ連の食器は作りがとてもおおらかです。

ペイントが違う部分に付いてしまっても
そのままだったり

焼く前にヘラで凹みが出来てしまっても
そのまま焼いてしまったり

柄の一部が熱で潰れてしまっていたり

形を作っているときに
余分な粘土や砂が付いても
そのまま焼成してしまったりで、

食器の完成度としては
充分ではないものが多いです。