今年のイベント出店が全て終わり、制作も少し
休んでいましたが、やはり何か作っていないと
落ち着かないものですね。

小さいものが作りたくなり、ミニケースを作り
ました。


*369〜372

型染め生地と藍染めの古布のミニケースです。



骨董市でコツコツとためていた古布達。


つぎはぎの襤褸(ぼろ)の遠い昔に名前も知ら

ない誰かが繕ったであろう姿を見ると、なんだ

か愛おしい気持ちになります。



私が特に気になるのは、この花柄のような古布

達。


「菊唐草文様」というそうで、菊は薬草として

伝来したことから「不老長寿」、唐草は「長寿

と繁栄」の意味があるとのこと。

とても縁起が良い柄と言われているそうです。


貴重なものなのでお値段も高価ですが、このな

んとも言えない不思議な柄がお気に入りです。

少し朱色が入っているものが好き。



小さな面積でも独特の雰囲気が出ますね。



キルト綿を挟んでいるので、ふっくら。

内布はそれぞれ違います。



後ほど、ファスナーの持ち手に紐とウッドビー

ズを付けて開け閉めしやすくしました。


手のひらサイズ。

お薬、小銭、リップ、アクセサリー、飴ちゃん

イヤホン、などなど…。

小さいものを優しく収納できます。