チロルバッグとのコラボバッグ
Holc(ホルク)
ただいま抽選販売を行ってます。
昨日は少し出遅れてしまっての開始で申し訳ございませんでした。
でも、さっそくご応募頂けて本当に本当に嬉しく、ご応募してくださった皆様には心の底から感謝です。
本当に本当にありがとうございます。
本当は一ヶ月前にきちんと告知したいけど
いつもバタバタしたりで結局告知も直前になってしまったり、
タックバッグも2月末に間に合わなくて
お問い合わせもいただいてたのに
せっかく待ってくださる方がいるのに
なかなか進まない現状に申し訳なさと情けなさで
どう報告しようかとか悩みながら目の前のことに追われていて。
至らない点も多く、不甲斐ない自分で
本当に申し訳ないと反省しております。
それでも、こうしてご応募してくださった方々がいてくれたこと
本当にありがたく、感謝しています。
ただ、ご応募の数に対し、現状明らかに数が足りておらず
ご要望にお答え出来ないこと、本当に申し訳ありません。
ですが、こうしてご応募頂けた事は
また作れるということなので
次のデザインフェスタに向けてもご用意できるように
頑張りたいと思います。
一つ一つのご応募が活力となります。
本当にありがとうございます。
そしてコメントもありがとうございます。
そして今日はこのバッグが生まれた経緯をブログに書きたいと思います。
このコラボバッグは私がデザインしてチロルバッグさんが製作しています。
よく作家さんの事を先生と言いますが、チロルバッグさんは私のバッグの基礎を教えてくれた先生でして。
ディスプレイ制作会社をやめて次の道を探していた当時25歳の私が
通い始めたバッグスクールの先生だったのです。
現在ワタクシ36歳、センセーとは長ーいお付き合いになりました^^
去年のデザインフェスタで一緒に出しませんか?と私がお声がけして。
それからせっかくならコラボしてバッグ作っちゃう?という流れになりまして。
以前にデザイン考えて欲しいと言ってもらえた事があったので
デザインを私が考えてセンセーに形をおこしてもらう事になりました。
2018年の7月は一ヶ月デザイン案を出せるだけ出そうと思い10案考えて、
そこからセンセーに一つ選んでもらって。
その方向性からさらに10案くらい出して今のデザインを決めていきました。
いつも自分の狭い技術の範囲でデザインを考えるので、初めて自分では作れないデザインを
考えられる時間はとっても楽しかったです。
方向性を決めた後のデザイン案
襟や袖のようなモチーフからイメージしたバッグ。
Holc(ホルク)という名前はフィンランド語のholkki(袖)の言葉から
バッグのイメージに合わせてつけた名前を二人で決めました。
センセーとのコラボなのでいつも自分が作る世界観とは別のイメージでデザインしました。
自分のバッグを好きと思ってくれる方にも
チロルバッグのファンの方にも
欲しいと思ってもらえるバッグを目指しました。
でも、欲を言うと
百貨店やブランド物のバッグと一緒に置いてあっても
誰が見ても違和感の無い、ブランド物に劣らないバッグを作りたかったんです。
センセーが作ってくれるならそれが出来るのではないかと。
センセーは銀座の老舗バッグブランドなど、ブランドバッグのOEMも個人のお仕事で
されているので、センセーに作ってもらえるなんて、こんな贅沢な話はないのです!
ハンドルの肉もり
こんな風になったらいいなーと思っていたことが形になって現れる感動はひとしお
ゆがみ無し!美しい!!
ステッチとステッチの間のふくらみも、私のやりたかった事だったりします。
ちょっと分かりにくいですが!
あと微妙に色が違う糸なのは私のこだわり。。です。。。(^^;)
こういう端の処理をじっくり見てしまうのは私だけではないはず。
あえてこんなとこもキレイだよ!と写真を撮りたくなる作り。
わたしはいつもコバ(革の断面)を塗るか、磨くかなのですが
センセーはよくへり返しで作ってて、ベルトがぷくっとしているのが
これまたなんか嬉しいとか思っちゃったりします。
ちなみにこの画像のベルトは私が作っているショルダーベルト。
実は上の茶色の革と色違いで、同じ革なんです。
同じ革でも作り方で全然雰囲気が変わりますよね。
同じ素材でも作る人でこんなにも違うのかと
勉強になることたくさん。
今後も作り続けることが出来たら嬉しいです。
それでは(^^)