諦めが悪くてこうと決めたら絶対で生きてきた頑固者

 

どうもAnemoneCoronariaの関ユリエです。

 

この性格、長所でもあり短所でもあり。

心折れそうな時はやる気に変えては囚われ過ぎると呪いになる事もあり。

 

美術系で生きてきましたが実は元々スポーツ系で根っからのスポ根

諦めると言う単語が大っキライなのですが。

 

この諦めの悪さがとんでもない事態を招くのであーる。

そもそもこの性格が招いていた失態にもっと早く気付くべきだったのだが

猪突猛進、猪年のアネモネさんは気付かなかった。

いや、気付いてたのに諦める事を受け入れられなかったのだ。

 

前だけを見てると言えば聞こえはいいが

私の場合、前しか見てない危険な運転なのだ。

 

前回のデザフェス、やりたい事が多すぎて色々手をつけては

結局手をつけた事もデザフェスには間に合わなくて

挙句の果てにミス連発。さらには家族や友達にまで頼ってのイベントでした。

(迷惑極まりない!)

 

で、なぜこうなったか。。

 

途中、厳しい状況だと思っても諦められなくてやりたい事を続行してしまう。

諦められない。これがいつも間に合わない原因なんですよね。

 

自分の制作のスキルが無いからだとか、

考えが足りないんだとか頑張りが足りないんだとかあの日寝ちゃったからだとか、

そんな事ばかり考えてたけどそうじゃないんですよね。

(寝不足も手伝ってすんごいネガティブw)

 

ここで一度、諦めるという事のネガティブな考えを改め、

何を諦めるかで選んだ事に価値があると考えてみる。

 

そして何をやるか選んだ事と同じくらいに諦める内容は重要と考える。

 

そこで今回は数を作ることを諦めました。

そして重点を置いた事は質。丁寧さ。

 

 

2ブースも借りちゃいましたが今回はいつもより数少ないデス。ごめんなさい。

でも、いつも急いで作っている作品でしたが、じっくり向き合う事でちょっとした工程でこうしてみようかなとか色々工夫も出来て細かいところにも拘る事が出来そうです。

 

今回はこんな感じで進めていこうと思います。

 

そして先日ツイートしたバッグ、沢山のRTやいいねを下さって、

心の底から嬉しくて励みになりました。

フォローも本当に本当にありがとうございます!

RT数は結構意識してます。反響がダイレクトに分かります。

なので、ものすごい励みになります。感謝感激雨あられです。

 

 

いつもの形ではありますが、去年と大きく違うのはまず革。

このロロマレザーは何に惚れて買ったかというと抜き型で抜いただけでコバ(断面)にツヤが出るほどの繊維の細かさ?デス。コバ磨きが楽しくなる革です。

(夏のデザフェスからロロマレザー使ってました)

 

 

穴あきもいつもの革より綺麗に出ます。

 

ちなみに両面テープはってから穴あけして、布貼ってます。

 

 

 

こういった細かいパーツがキレイに出来るとグッと完成度が上がる気がします。

ファスナーフレーム、引き手、口中のベロもロロマレザーです。

 

染料、ロウ引きレザーで使えば使うほどツヤが出る

ただ顔料では無いので傷はつきやすい、でもそれが味になる。

 

女性が好むより男性向きなワイルドな革かな?と思うのですが、

女性らしいバッグに男物のレザークラフトのカッコよさを入れたいと思ってマス。

 

ただ、この革、ちょっと高いので(滝汗)、革は使い分けて値段も分けていこうと思います。

前回は今までのバッグと同じ値段で出してしまったのですが、

革の種類で値段を変更していきます。

 

今まで作ることで精一杯で、材料はどんどん質を上げてるのに値段を変更してなかったりと、どんぶりだったのですが、こういったところも改善していきたいですね(汗)

でも値段は上げたくないんです。

でもいいモノを作りたい。葛藤です。

 

 

いつもと違うトコは作業中に写真撮ってる事!

こちらはバッグの裏。

 

生地の裏に9号頒布を入れてるんです。

芯材を貼るとタックがキレイに出ないので。

 

 

バイリーン(ピンク色の芯材)もいい仕事してくれてます。

口中のラインがまっすぐに。

けっこう分厚いところもサクサク針通りがいいのがロロマのいいところ。

ただ吟面がすごくサラサラしてるので押さえが滑りやすいので慎重に慎重に縫います。

 

 

 

こんな感じで完成です。

 

タックバッグプロムナード マチありタイプのB5サイズ。

価格\25.000(税抜き)を予定しております。

 

次のブログではタッセルリボンチャームをご紹介したいと思います。

どうぞ宜しくお願いします。

 

AnemoneCoronaria関ユリエ