税務調査の追加対応やら提出書類やらに蜜柑の収穫が加わり、あっという間に今年もあと数日になった。

 

一月の寒波の影響で今年のレモンの収穫量は激減した。

と、振り返るまもなくクリスマス寒波が日本を覆う。

「数年ぶりの~」

で始まる高温、豪雨、強風、寒波と自然の脅威に一年中、見舞われてんやわんやの毎日。

工房のレイアウトを変更して、200ℓの冷凍庫を新たに購入することにした。

寒波はもう毎年くるものと腹をくくったのだ。

この冷凍庫を活用すれば、約300キロ以上のレモンを始めとする柑橘がストックが可能だ。

300キロのレモンを収穫しても樹にダメージは受けるだろうが、寒波をやり過ごすだけでは無策に過ぎる。

今年は凍害に遭ったレモンを300キロ以上、破棄した。

収穫してから加工の手間こそかかるが撮り溜めたハードディスクやら観ながらぼちぼちやるしかない。

 

今から五十年前位に定植した柑橘もピークを終え、樹勢が落ち枯死の勢いが止まらない。

リモーネの園地だけでなく地域全体の話だと農業普及員の方も語っていた。

苗木を植えても実をつけるのは数年かかるし、その苗木が順調に育てば

二十五年後位に最盛期を迎えるという。

 

八十歳じゃないか。

やれるのか?

地域では九十歳近くでも元気に畑で作業する人がいる。

その性根が張った生き様を真似できるだろうか?

今のうちに省力化など視野に入れるべきだろう。

クリスマスを楽しむ情緒に欠ける私は、年末年始も細かい作業に追われて

カリカリして過ごすのだろうな。

それでも身方々方々が健康で健やかに生活できていれば感謝、感謝。

良いお年を!