恋は真夏のように | ヤマザキユウキのブログ

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kittoneのベースです

どうも僕です。

kittoneのベースのヤマザキです!!!

 

 

皆々様、今年も一年ありがとうございました。

とはいえ今年はライブを1本しかやっておりませんので人前に姿を現すこともほぼなく終わるわけでして、各種SNS等インターネッツを通して存在を主張したりはしていましたが、そういった意味ではどこか物足りない一年ではありました。

 

だがしかし、やれることは限られているとはいえ一人のバンドマンとして、また一人の日本人としても充実した一年でしたので、毎年やっているんですが今年を振り返ってみたいなと思います。

 

先に言っておきます。ほんと得られるものの無い文章です。お気軽にどうぞ。

 

って言っても前々回の記事でわりと2020年を振り返ってしまったので。いやー何から話そうかな。前々回のブログの続き、2020年後半にさしかかってから今までのことを振り返りましょうかねえ。

 

 

7月

個人の仕事としてのライブはあるけれど、相変わらずkittoneのライブの予定は決まらない日々。決まらないというより決めない、の方が正しいんだろうけど。常に新しい曲を作りながらも同時進行でプリプロ、レコーディング、またこのバンドの今後をどう展開していくかなど話し合いを続けていました。

 

バンドが人前に姿を現すこととして一番最初に浮かぶのがライブハウスでのライブだという感覚で今まで音楽活動をしてきました。大袈裟に言うとバンドとしてライブが存在の証明だというか。なのでなんだか、本当にこのバンドは存在しているのだろうか?と疑問に思う瞬間もまああったっちゃあったんですが…事実として忙しく過ごしていましたよ。元々kittoneは、今までとは違うものを新たに作ろうという意識も始める時にあったので、今ではまぁ、こんなのもいいよねって思ってます。

 

 

何度も言うようですが、結成当初考えていたよりもずっと忙しくて充実しているので、結成とその発表がつい先日のことのようで、本当に今まであっという間でした。

 

いやもう忙しいアピールもそれをする人もあんまり好きじゃないけど言わしてください。

 

マジ、いろいろ大変

 

ライブしてないよ?してないのにすごい大変よ?ライブし始めたらもう終わるんじゃない?なんか俺の中のいろいろが終わるんじゃない?

 

それでもやっぱり続けている理由は、自分達の音楽で喜んでくれる人がいたり、期待して背中をを押してくれる人がいたり、なんやかんやいうて音楽を作ったりいろいろあーだこーだいってメンバーと何か作るのが楽しかったりするからだと思います。楽しいっていうと語弊があるな。やり甲斐みたいのがあるんすわ。

 

そして今もなおバンドとしては助走の段階というか、これからのために力を蓄えレベルアップに奔走している状態のように思います。まだまだもっともっと飛躍していくために今できることに全力で取り組んでいる最中です。それだけに今すでに僕らの音楽を聴いてくれている方、好きだと言ってくれている方々には絶対この先の活動でももっともっと楽しんでもらえるようにしようと思っておりますので、よければ引き続きよろしくお願いします。もちろんこれから出会う人たちにもですけど。

 

 

 

7月のことの中でひとまずわかりやすいトピックとしては7月末に新曲「恋」を解禁しました。

 

この曲は元々予定していて結局中止になった4/1のライブをするにあたってまだ曲数が心許ない時期に、ライブを見据えてどんな曲を作ろうか?とシュンスケさんから聞かれて「ストレートでピュアでアップテンポな曲をやりたい」とリクエストをして作ってもらえた曲だったかと記憶しています。

 

実際そのリクエストがどれだけ影響したかはわからんけど、そんなこんなで「奇跡の恋愛体質ミュージシャン」ヒラノシュンスケの手によって作られた、とってもキャッチーで誰もが一度は覚えのあるような純粋な片想いソングとしてこの曲が産声を上げたわけであります。この曲はできるの早かった。爆速。kittone史上初のバンドサウンドのみで構築された楽曲ですしね。

 

僕としては普段通りベースライン含めた全体のアレンジと、細かな歌詞のチェックやらなんやらに恐れ多くも口出しをさせて頂いたり、僕はkittoneでシュンスケさんの歌詞を読んで曲名をつける「曲名師」としてその部分を担っているので曲名を考えたりしましたね。別にこんなこと人にわざわざ言う必要もないんだけど言うよ。だってこれは

僕のブログなんだから

 

ね。

 

まあ、結局僕があげた曲名は採用されずまさかのその案が別の曲の曲名になるというアクロバティックな結果を生んだんですけど。既に解禁済みのアレです。しかしほんと恋バナばっかりだな!このバンド!笑

 

まだの方ももう聴いたよって方も、是非聴いてください。恋。

 

 

 

ちなみに上に「誰もが一度は覚えのあるような〜」って書きましたが、こんな

絵に描いたような片想い

僕はしたことありません。

 

憧れはあります。でもそんなに人に執着が無いのかコスパ主義なのか、報われない思いを大事にし続けるっていうことがなかなかできない性格なんですね。逆に聞きたいんですけど、こんな片想いって絶対楽しくないじゃないですか。できますか?逆に。

 

てな感じで、最初はこの歌詞を読んで

「なんて大袈裟な…今時こんなやつおらんやろ…」

とか思っていたんですけど、この片想い中の相手を

 

自分が好きなアイドルに当てはめて読んでみたらドンピシャ

 

だったのでその瞬間に全てを理解しました。わかる…わかるぞ…!ていうかむしろこれ書いたの俺か?俺なのか?スクロールなんて超するよ。ツイッター見まくるもんね。そして好きなアイドルのバックバンドのベーシストが超大御所バカテクベーシストだったり週刊誌に一緒に撮られたのが紅白出場バンドマンだったりしますから。わかるよ。結構な頻度で私じゃダメだって思い知ってる。

 

 

まあ、あなたも好きな人を思い浮かべて聴いてみてくださいよ。

取り戻せ。あの青春の日々を。

 

 

曲の中で散々言いたい放題言っているのでリリックビデオはシンプルにしようと思い、一輪だけ飾られたクルクマという花の絵を使いました。僕は日本ならではの奥ゆかしさ、説明し切らない美学、いわゆる「ジャパニーズワビサビ」が大好きなので、こういうテイストが好きでとても気に入ってます。ただし花言葉はかなり情熱的です。暇な人は調べてみてね。花言葉。

 

ベースの一番のお気に入りポイントは2番のサビ直前の男声パートの裏で高音弦を複数

「ピャーン!」と鳴らしてるところなんですけど、エンジニアの小田内Pに

「これは"恋に落ちる音"をイメージして弾いてるから、この部分は一番目立つようにしてくれ!」と言ったら、

 

 

「ちょっと何言ってるかわかんないけど、オッケー⭐︎」

 

と言ってくれました。最高です。

 

そこもぜひ聴いてください笑

 

 

あとね、宇都宮のラジオ局、RADIOBERRY主催のオーディションROCKBERRY AUDITIONのファイナリスト表彰式があったので行ってきました。俺が。一人で。

ゴリゴリに埼玉県出身だけど俺。なんかすんません。

 

 

この賞状は栃木県出身のHANAちゃんに託しました。今年は結局最終審査が中止になっちゃったから、来年もあったら次こそグランプリ目指して頑張りたいですね。

 

ちょっとしわくちゃなのは迂闊に小さいボディーバックのみで行ってしまったからです。ほんとごめんなさい。

 

 

8月

なんかいろいろ打ち合わせ!曲作り!充実してた!

 

「群青と走る」のデモをシュンスケさんにもらったのもこの頃だったんですけど、聴いて一発でこれが今回作るCDの一曲目になるなって思いました。

 

歌詞も仮歌詞でワンコーラスくらいのデモだったんですけど、勝手に考えてたkittoneの第一歩とも言えるシングルのイメージにバッチリはまったというか。自分達の曲はどれも大切ですけど、一つの重要なポイントに置かれる曲になるだろうな、というような直感がありました。

 

群青と走るは、なんかしらを頑張ってる感じの人とかへのkittone流のエールのように思います。ガッツリ背中を押すような内容じゃないのがまた我々らしいんじゃないでしょうか。やんわりな表現なのは、あんまり先入観を持たずに聴いてほしいからなので是非

こんな戯言は無視して曲を聴いてね!

 

 

 

先に言っとくと、別に頑張ってる人が偉くて頑張ってない人がそうじゃないとかは思わない。どんな生き方するかなんて人それぞれでいいと思います。この考え方を持つまで自分自身かなり時間を要したんですけど。まあ、なんか、気分を上げたい時にでも聴いてほしいですね。朝、起きて支度をして出かけなきゃいけないんだけど全く気が乗らないわ〜とかって時にでもなんでも。僕もそうしてます。できることなら一生家にいたい。マジで。渋谷も新宿も池袋も俺からしたら魔界。ヤバい。家にいたい。(韻を踏んでます)

 

 

MV何回見てもいいな。ドローンってすごいよね。

ドローンの真似をしている筆者

 

 

そして個人的な事ですが、しなの椰惠さんのサポートメンバーとして一本ライブをさせて頂きました。ありがとうございました。

 

僕みたいな雑魚がその音楽の素晴らしさに言及することは控えますけど、僅かですがとっても良い時間を過ごさせて頂きました。社交辞令ではなく笑いの絶えない現場でした。関係ないけど、リハーサルもライブ当日も全部雨でした。皆さん曰く、普段は晴ればっかりだと。

え?俺、雨男なの?マジ?と思って落ち込みました。笑

 

twitterより拝借

 

 

そうだ8月、忘れられないことがあった。よく行く場所で、たまたま、本当にたまたまとっても好きなアーティストの方にお会いして、周りの方の御好意で少しだけご挨拶をさせて頂いたんです。超絶アガリ症&人見知り&根暗な俺はその人に常日頃から思ってることなんて全く言えなかったんだけど。いつか仕事で関わるに相応しいアーティストに俺がなれたらまた機会はあるだろうか。その時だけ時間が止まったような魔法のような時間だったんだけど、そしてそれは今も自分の中にあるんだけど、僕はそれすらも曲にするしかないと思いましたね。別に普段、曲、作らないですけどね。

 

こんなツイートを残してました

 

 

もしいつかお仕事でご一緒することがあればその時にでも、その人の音楽が自分にとってどれだけ大切なものか、どんなふうに僕の生活によりそってくれて彩ってくれているかを、少しでも話せたらいいな。なんて思っています。

 

 

また頑張りたい理由ひとつ増えた。嬉しい。

 

 

あと前々回の記事でお願いしたMASH HUNTの投票結果も出ましたね。残念ながらライブ審査出場には至らなかったんですが、投票10位以内に入れてとても驚いたのとそれ以上に嬉しかったです。本当にありがとうございました。

 

 

7位でした。

 

ちなみに10位以内に入ったバンドもそうでないバンドもめちゃくちゃいいバンドいるので、ぜひチェックしてみてください。最終審査通過しなかった僕が言うのもあれだけどオーディションの結果って結局「ただの一つの評価の形」であって、それはバンド活動していくなかで腐るほどたくさんあるものだから、バンドの可能性とか実力とか価値とイコールになるものでは絶対にないと思うんです。(こんな偉そうなこと普段言えないけど頑張って言ってます笑)

だからあんまり落ち込んではないけど、応援してくれた人がいたなら申し訳ないなーとは思います。絶対、これからの活動で間違いじゃなかったなって思ってもらえるように頑張りますね。

 

 

9月

覚えてない

 

群青と走るのレコーディングしてました!たしか!

 

あ、あれだわ!MVのロケハンとか行ったし出れなかったMASH HUNTのライブ審査をクレストに見に行った!シュンスケさんと二人で!悔しい気持ちになるだろうと噛みちぎる用のハンカチ持ってったけど、でてる人たちのライブを見てなんだかめちゃくちゃモチベーション上がって結果良い日になったから使わなかった!笑

 

MVロケハン中の筆者。

途中から雨降ってきてとにかく早く帰りたかった

 

 

10月

 

最近のことのはずなのにマジ何してたか覚えてない

 

月頭にレコーディングがあったのは覚えてる。お誕生日の近いシュンスケさんとHANAちゃんと、関係者の方々などとケーキを食べて、去年も食べたよね〜なんて言いながら時の流れの速さに引いた。ドン引き。

 

ドン引きだよ

 

 

そしてもう先月と今月はいいや。

11月には新曲「告白前夜」を発表しました。これとってもお気に入りの曲です。

 

 

 

kittone節なんじゃないすかねこういうのが。わかりませんけど。あと、書き出しすら思いつかない!もうええわ!明日会いに行ったろ!っつっていきなり会いに行くのは

経験上あまりオススメしません

引かれます。確実に。アポを取りましょう。もしそんなんが喜ばれるなんてもうあれだから、脈アリアリのアリだから。そんなんしなくてもそのうちうまくいくから。焦るな。恋はあせらず。

 

 

 

恋はあせらず』(こいはあせらず)は、1998年4月15日から7月1日まで毎週水曜日21:00 - 21:54に、フジテレビ系の「水曜劇場」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は織田裕二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

 

名ドラマなのでぜひ。

 

 

 

何の話?

 

告白前夜の聴きどころは、やはり2番Aメロの6連符のところでしょう。心は君に染まるばかりだ。のところ。エモすぎ。俺もいつか誰かに言お。ドラムとギターはやってないのにベースだけ6連符を追いかけてる(絶妙に後半ハズしてる)フレーズが出来た時はドーパミン出ました。ベースだけっていうのがミソ。

 

まあいいんですけどそんな話は。眠れない夜にでもぜひ。

 

 

 

はい。そんな感じで今年も終わりますね。今年はkittoneを始めて最初の一年でしたが既に結成当初の僕の想像を超える出来事ばかりです。とっても素敵な一年でした。

 

 

もちろん言うまでもなく、生きてきて一番大変な年でもあったと思いますが。いろいろ思うところももちろんあるんですけど。自分は自分にできることしかできないから、かといってできることがないわけじゃないから、まずしっかり生きていくこと。と、自分にできることを増やすこと。それをより意識した一年でした。

 

 

でも、全部が全部、嫌な一年でした!では終われないし終わらないんですよね。周りにしんどい思いをしている人が僕にも確かにいるし、決してその元凶の「おかげで」なんて言いたくないんですけど。でも今年出会った素敵な人がパッと思いつく限り何人もいたり。こんなご時世じゃなきゃ出会わなかった人もね、中にはいますし。こんな大変な世の中じゃなければ気付かなかったこととか考えなかったこともあるし。

 

 

いうて自分も実害被りまくりですけど。出る予定だったフェス、ライブハウスのイベントは全て延期&中止。延期先の日程も再延期とか中止。kittoneは初ライブできなくて、結局やらないまま今年終わるし。中止になった友達の結婚式もあるしさ。買い占めのニュースとか見て嫌な気分になったりとか笑

 

 

でもどんな世の中でも向き合って生きていかなきゃいけないんですよね。どうせ生きなきゃいけないなら前向きに。どうせやらなきゃいけないなら楽しんで。そんな気持ちになることが多かった一年でした。

 

 

まあバンドが思うようにいかないのなんて今に始まったことじゃないからね。当たり前。常識。そんな中でもしっかりやれることを見極めてやっていくだけなんすわ。マジで。

 

まだまだお知らせしたいこともたくさんあるし、来年も楽しい一年にしたいと思います。マジで。へこたれてる時間が勿体ない。それぞれ自分のできる範囲で楽しんで良い一年にしましょう。

 

新しいお知らせに関してはマジ期待しててください!

 

 

長々とありがとうございました。

皆様もお体、ご自愛くださいませ。

来年こそはライブハウスで会いましょう。

 

kittoneベース

ヤマザキユウキ

素晴らしい脚の角度で考え事をする筆者