留年大学生の日常~山奥から愛を込めて~

留年大学生の日常~山奥から愛を込めて~

うだつの上がらない大学生の日常。特に代わり映えのしない毎日を。

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さて、東京のことを書くのもこれで最後。

歩き回った末にいよいよ浜松町の駅に着いた。
飛行機まであと1時間半あったのでご飯を食べることに。

その日は暑く、スーツを着ていた私は汗だくだった。
必然的に何か冷たいものが食べたくなる。
そう思いながら今度は飲食店を探して歩き回った。

裏路地に入ったところに一軒の寿司屋が。
いかにも歴史のありそうな典型的な回らない寿司屋の外見、しかし入口には14カンで1100円と回らない寿司屋にしては安いチラシが貼ってあった。

五分くらい店の前で悩み、今日頑張ったご褒美にと寿司屋の戸を開けた。

「御予約ですか。」
大将らしき人がまずそう聞いてきた。
中には明らかに会社帰りの社会人のおじさん達しかいない。
この時点で場違い感が半端ない。

席に着くとすぐお通しで枝豆ともずくが。
お通しがあるということは、席代がつくのかとやや焦りながらも、
「お飲み物は?」
と聞いてくる女将さんに
「水で」なんて言えず、生ビールを頼んだ。
回転寿司ではないことを再確認させられた。

さて、注文。
見当たらないメニュー。
あたふたしてると「何にしますか?」
と大将。
「外の紙にあった1100円の寿司をお願いします。」
と頼んだら、どうやら様子がおかしい。
「あれはランチなんですよ。」
と大将。
確かにこんな敷居の高い寿司屋で1100円の寿司を常に出しているわけは無い。

どうやら夜は寿司か刺身のコースしかないようだ。
そんなにお金は持ち合わせていないためあたふたしてると
「握りますよ。」
と大将。

夜にもかかわらず、ランチメニューを作ってくれた。

見事に並んだ寿司は今まで食べたことのないくらい美味しかった。
最後に食べたおそらく中トロは「とろける」という表現しかない、今までの寿司の味を覆すものだった。

申し訳無さすぎてそそくさと食べてお会計。
ランチメニューを作ってくれた上に、お通し代も無かった。

「お兄さん、また来てくださいね。」
と笑顔で大将が言ってくれた。
明らかに場違いな所に迷い込んでしまった、こんな無礼な客に社交辞令でもそんなことを言ってくれることに本当に感動した。

「社会人になって今度はちゃんと食べに来ます。」
と深々と頭を下げて店を出た。

そしてお腹も心もいっぱいになって、田舎の大学へと帰ってきた。

働いてお金を稼げるようになったら、またあの大将のお寿司を食べに行こう。
勿論次はランチメニューじゃなく、夜のコース料理で。

そのためにも残りの大学生活をいいものにしていかねば。

そう思った夕食でした。
さて、インターンシップのイベントを終え、大学に戻る飛行機の時間まで3時間もあったので、後楽園から浜松町まで歩くことに。

かれこれ2時間くらいひたすら歩き続けた中で、色々見所があった。

こんな時写真があったら良かったんだろうけど、あらかじめ言っておきます
写真はない。

背広を脱ぎ、きっちり絞めたネクタイを緩めて、散歩スタート。

さて後楽園といえばやはり東京ドームとドームシティ。
ドームの横にあるジェットコースターからの叫びを聞きながら、新聞片手に競馬の結果を待つ相当たくさんのおじさん達を横目に後楽園を後にした。

後楽園を抜け、次にあるのは御茶ノ水。
御茶ノ水は何と言っても有名私立大学が沢山ある学生街である。
ちょうど授業終わりだったためか、まずは日大の学生とすれ違い、次は明治、そして法政と、大学横を通り過ぎる度にたくさんの学生とすれ違った。
その中で共通してるのは何と言ってもあのキャピキャピ感。
なんかみんな雑誌で見るようなおしゃれな服着てるし。
水曜の夕方から居酒屋入っちゃうし。
そして何より女の子がオシャレで可愛いし。
山奥の大学では考えられない、キラキラした大学生活を送ってるオーラが伝わってきた。
本当に羨ましい。

そんなこんなで学生街を抜けたら次はオフィス街、丸の内。
建ち並ぶ超高層ビルには聞いたことのある一流企業の名前がずらり。
数年後こんなとこで働けたらいいなぁなんて思いながら、仕事ができそうなおじさん達を横目に通過した。

皇居を抜け、東京駅を通過したら日比谷公園があった。
広くて趣のある公園の奥が何やら騒がしい。
そう、オクトーバーフェストが開催されていた。
5月(May)にOctober(10月) fest?ってなったけど、ドイツのビールが置いてあればオクトーバーフェストになっちゃうみたい。
仕事終わりのサラリーマンの方で満席のオクトーバーフェスト。
水曜から外でビールを飲むみなさんは本当に幸せそうでした。

ビームをぐっとこらえ、浜松町駅に到着。


次はその後の晩御飯について書きます。

続く。
さて、私は入学と同時にTOEFLのスコアが低いため四年での卒業が不可能になったため、今は四年目であるが就活するのは来年な訳である。
というわけで今は3年生。

どうやら都会の大学生がするらしいインターンシップを私もこの夏にしようと思い、インターンシップの合同説明会なるものが東京であるようなので行くことにした。

一日目は渋谷。
来てるのは聞いたことのある一流企業と明らかに都会の大学生オーラを漂わせる学生たち。
どうやらほとんどが早慶らしい。
まぁ何と言うか場違いなのは明確だった。
田舎の山猿とは比べ物にならない。
講演会で隣に座った青学の人が気さくに話してくれたが、起業してる上に去年は9社でインターンしたらしい。
更に来てる企業のインターンシップの倍率は相当高く、いくつものプロセスを経ないと採用までたどり着かないらしい。
一流企業の仕事内容と学生たちに圧倒され、そして何より慣れない革靴で立ってるのにつかれはてて、予定より二時間早く退場。
広告、銀行、メーカー、コンサル、ITなどいろんな業界をしれたという点では良かった。

二日目は後楽園。
この日はコンサルティング、金融、IT の会社がほとんど。
実際初日でコンサルティングや金融は向かないなと思ってしまったので正直あまり聞く企業がなかった。
その中で一社だけたまたま席が空いていたので立ち寄った某有名IT企業。
人事の方の話が非常に上手く、ITについて無知の私だったが少しその会社に惹かれた。

そんなこんなで二日間一流企業を知り、都会の大学生に圧倒されるいい経験ができた。

肝心のインターンシップに採用してもらえるようにこれから努力したい。

ちなみにこの東京での二日間について書きたいことはまだまだ沢山ある。
さすがに毎日が山篭り合宿の大学生活とは違うなとしみじみ。

次回に続く。