色々な発表に全く追い付けないでいて、下書き文章だけが溜まっていく日々です。

ここで短めにまとめてログっておきます。と言いつつ、結構長くなってしまった…

 

・星組新人公演中止

新公主演のあいみさん(大希颯)の休演が発表されましたので、さすがに上演は難しいとの判断だと思います。

実はあいみさんは文化祭で拝見したときから、芝居のうまさと歌上手なところに感心して、心ひそかに応援していました。

 

RRRはダンスが多い演目だからあいみさんの新公主演はないよねーと言われ続けていましたが(私もひそかに同意していた・汗)、やっとつかんだ新公主演、しかも話題作。

治療が必要な大けがとかでなく、数日で治る風邪系感染症(?)であれば、日を改めて上演していただきたい。

2020年頃には観客なしの新人公演も実施されたようですが、できるならば観客の前で演じてもらいたいですね。

観客の視線や空気感()を感じつつ演じることはとても大事だと思います。

 

ちなみに、チケットどうするんだろう?というのは疑問ですがそこは歌劇団とご縁のある御方々が大活躍するんでしょうから結局カネなしコネなし愛想なしな一般人がチケットを入手することはやはりできないでしょうw(遠い目)。

 

・宙組「FF16」上演見合わせ

歌劇団公式発表では「現状を踏まえ、上演作品の見合わせの必要があると判断いたしました。宝塚大劇場公演の初日に向け、現時点で通常スケジュールでの進行が難しいことから、上演作品『宝塚110年の恋のうた』『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』を変更のうえ、公演初日を変更させていただきます。」とのこと。

 

昨年の事件が起きるまでは、FF16をあらかじめプレイして…とか、着々と観劇準備していたんですけれども、この決定は納得。そうですよねー。

現時点では公演初日を変更して何か上演する?予定のようです。

 

役者さんとしては半年くらい舞台に立っていない宙組生、一般の役者さんならそういう人も普通にいると思うので、タカラヅカの人ってずっと舞台がある環境が恵まれているなぁと改めて思います。

とはいえ、その環境であることを前提に歌劇団員なわけですから、異常事態と言えば異常事態ですよね。

それは気になります。

 

あ、舞台を作ってくださった方には申し訳ないのですが、因縁のPAGADなんか上演したら、いやいやどの面下げて…って気がしますね。

さすがにそんな厚顔無恥なことはしないでほしいけれど、「ヘアアイロン」をグラフに載せちゃうようなノリの歌劇団界隈ですからねー、準備できるのはこれしかない!ってやりそうで恐怖。

 

・ご遺族代理人の会見

ご遺族と歌劇団との話し合いの途中経過がご遺族代理人から記者発表されました。

合意に至るなんてとんでもない状況のようです。

正直、歌劇団の対応に呆れます。

 

まず、妹さんの「訴え」が泣けます。

 

 

「宝塚歌劇団は日常的にパワハラをしている人が当たり前にいる世界です。
その世界に今まで在籍してきた私から見ても、姉が受けたパワハラの内容はそんなレベルとは比べ物にならないくらい、悪質で、強烈に酷い行為です。」

というように、宝塚歌劇団の現役団員の妹さんからのメッセージは「宝塚のうつくしい世界を作るのに厳しいのは当然!」という物言いに対して、そういうレベルの問題ではないことを示しているように思いました。

まさに「宝塚は治外法権の場所ではありません。宝塚だから許されることなど、ひとつもないのです。」という訴えの通りだと思います。

 

「劇団は今に至ってもなお、パワハラを行ったものの言い分のみを聴き、第三者の証言を無視しているのは納得がいきません。
劇団は、生徒を守ることを大義名分のようにしてパワハラを行ったものを擁護」しているわけですから、

「スケジュール改革や各種改善策に取り組んでいるような発表をしていますが、姉の死を軽視し、問題をあいまい化しているとしか思えません。」

「劇団は誠意をもって真摯に、という言葉を繰り返して世間にアピールしていますが、実際には現在も、遺族に誠意をもって対応しているとは思えません。」
何してんの歌劇団…という感じですね。

まあ、すぐ取り組めることはすぐにやるべきですが、問題の本質を見誤っている。

 

「これ以上、無駄に時間を引き延ばさないでください。
大切な、姉の命に向き合ってください。」

無駄に時間を引き延ばし、大事な命に向き合わなかった結果が現状ですよ…

これまでは、無駄に時間を引き延ばして人のうわさも75日を狙って、うまくやってきたんでしょうけれどね。

呆れる、としか言いようがありません。

 

それから、ご遺族代理人の方が「2/14に行った代理人間交渉で最も驚いたこと」として、「合意書が締結された場合の公表の仕方」についてお話しされていました。

 

「阪急劇団側は、合意した内容を公表せず、逆に合意していない内容で独自に阪急劇団側として言いたいことを公表する、という誠に奇妙な考え方を提示」してきた、といいます。

(あ、会見に臨む前の最新の書面で「阪急劇団側の代理人から届いた内容によれば、あくまでも公表内容についてはそのようなやり方も一つの検討中であるという言い方であって、確定的な考えを示したものではない」ということも言っていました)

 

96期生問題と同じだな、と思いました。

あれは調停の合意内容を示した後に続けて「元生徒との間で裁判という形で争うことになってしまったこと、そして裁判において良心に従って証言をした生徒たちがインターネット上などで言われなき誹謗・中傷の被害を受け名誉を傷付けられたことを遺憾に思います。」とか発表していましたよね、歌劇団のHP上で。

 

今回も同じように「いわれなき誹謗中傷の被害を受け云々」言うつもりだったのかな?と勘ぐってしまいます。

だって合意内容を発表したら、上級生がパワハラを認め謝罪したことが公表されちゃいますし、そうなると言われなき誹謗中傷云々言えなくなっちゃいますものね。

 

しみじみと、歌劇団の渡辺某氏の木で鼻をくくったような最初の会見って何だったんでしょうね。

すでになかったことにされていそうですが、あれが歌劇団の本質なのかな、あれを変えるのって大変じゃないかな、って思います。やれやれ…(疲)