マンモグラフィ撮影のポイント②(放射線技師向け) | 行き詰まった毎日を好転させて、自分らしく生きよう!勇気づけコーチング 座喜味美絵

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以前、マンモグラフィ撮影について
書きました。

今回は、「放射線技師向け」です。
撮影に四苦八苦している技師の方へ
少しでも撮影しやすくなるポイントを
コーチング的、NLP的視点から書きますね。
全てメンタルコーチとしての心がけで、
撮影技術以外の部分です。
なかなか無い視点だと思います。
マンモグラフィ以外の検査でも使える
コミュニケーションです。


私はよく
「あなた上手ね~!全然痛くなかったわ」
と言われたり
「今年もあなたにやって頂けて嬉しいです。」
とか
「安心して受けられました」
と言われたりします。

その秘訣を私なりに分析して書きますね。

基本的に、私は装置と受診者さんの身体を
いかにフィットさせるか?を
考えています。
角度だったり、高さだったり、
立ち位置だったり。
これはきっと皆さんもされている
ことと思います。

それ以外では、受診者さんが
リラックスして、
力を抜けるようにすること。
これも、もちろん、
意識されていますよね?

私はこの
「安心感を感じてリラックス出来る」
ことに注力しています。

そこには、
非言語のコミュニケーション
多用しています。


①まず自分を整えること
写真には自分の疲労度、
集中力や動揺の影響などが
表れると思います。
ですので、自分の身体と
心を整えることをしています。
よく休む、ストレスを溜めないなどです。

そして、一つの検査が始まる前に
「ゴールイメージを描く」ことをします。
ゴールイメージとは、
終わった時の理想の状態です。
例えば
「受診者さんの満足度も高く、画像も最高」
とか
「難易度は高そうだけど、良い写真が撮れる」
など。

さらに、セルフイメージも高めます。
例えば
「私は素晴らしい技術の提供者である」
とか。

これは深呼吸しながら、
呼吸を整え、意識を集中させます。
肩の力を抜きます。
(情報入力作業や確認中にしています)

②〈包み込むような挨拶〉をして
受診者さんを迎える
受診者さんをお呼びする時に、
笑顔はもちろんです。
その方の顔だけに意識を向けずに、
視線をフワッと広げて、
身体全体を包み込むようにし、
自分から発した言葉がその方の
身体全体を包み込むようなイメージで
お呼びします。

この視線の使い方は某有名な
アナウンサーの方より教わりました。
視線視野を広くフワッとすると、
優しい印象になるのです。

その時に自分の心の中で
「お互いに協力しながら画像を
創りましょうね」
と、思いながら検査室へ誘導します。

この想いは、言葉に出さなくても
伝わるのです。
相手に伝わることによって、
撮影しやすくなります。

これらで柔らかさや安心感を
感じていただけ、
さらに協力していただきやすくなります。

長くなりましたので、また分けて
書いていきたいと思います。

ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!