相手が自主的に動いてくれるコミュニケーション | 行き詰まった毎日を好転させて、自分らしく生きよう!勇気づけコーチング 座喜味美絵

行き詰まった毎日を好転させて、自分らしく生きよう!勇気づけコーチング 座喜味美絵

◆アドラー心理学を実践した子育てコミュニケーション◆ELM勇気づけ講座

◆勇気づけコーチングで理想の自分を叶えよう◆

コミュニケーション講師×メンタルコーチ×ブレインアナリスト×診療放射線技師のパラレルキャリア

横浜市青葉台、東京、世界、オンライン

【目的論で関わる】
~コミュニケーションが変われば全てが変わる~

親子関係でも、夫婦関係でも、上司部下でも、相手が自主的に動いてくれないことでストレスになること、ありませんか?

私の場合は職場(診療放射線技師をしています)と、夫との関係でありました。
こちらが指示しても、思うように動いてくれないからイライラする。
いつもやっていることなのに、わざわざ毎回言わないとやってくれないから、自分が手を出して仕事が増える。
自分の時間が無くなってきてイライラ。

やってほしいと思い、伝えようとしても、ムカムカイライラしているから言い方がキツくなったり、嫌みな言い方になって、雰囲気が悪くなったりケンカになったり…悪循環。

そこでやりがちなのが「なんでこうなったんだろう…?誰の何のせい?」という思考。
自分の伝え方が悪いのか?とか、相手が頭の回転が悪いのか?とか色々考えてしまいます。
そのうち誰かを責め始めます。
例えば「上手く言えない自分が悪かったんだ」とか
「私ってなんてコミュニケーションが下手なんだろう」とか
「あの人ボーッとしてて人の話を聞いてないから悪いんだ」とか…。
これはとても苦しい…!!


これは【原因論】と言います。
物事が上手くいかない原因を探して、それを理由にして改善しようとします。
原因論は業務内容改善や機械の故障などには大切な考え方で、一番一般的な考え方です。

ただし、これを人間関係にやってしまうと、関係が悪くなります。
人を責めたり、自分の価値観や正しさを押しつけたくなったり。
言っちゃった自分を責めて落ち込んだり…。
誰かを悪者にして責めていくので、良いことが起こらないのです。


ここで人間関係には【目的論】を使いましょう!
目的論とは、「全ての行動には肯定的な目的・意図がある」とする考え方。
人は人生を「より良くしたい目的があるから、そういう言動や発想、行動が出て来る」という考えが前提にあります。
「相手の肯定的な意図」を、より良く出すために目的論では「相手の貢献感を引き出す関わり」をしていきます。

それは「相手の起こした行動で、自分が受けた良い影響を、感謝の気持ちを込めて伝える」こと。

具体的には、「○○してくれて、助かったよ、ありがとう」
「○○してくれて、うれしいよ」
などなど。

相手が「ちょっとでも動いてくれたこと」に注目して、そこを当たり前としてスルーせずに、そこに対して「助かったこと、嬉しかったこと」をわざわざ伝えます。

人は皆、誰かの役に立ちたいし、貢献出来たら嬉しいものです。
簡単に言うと、その貢献に対して「ありがとう」を言うだけ。
貢献と言うと大袈裟ですが、大きなことじゃなくて良いんです!
小さな事でも相手が動いてくれたことで自分が助かったことや嬉しかったことを探します。

「その笑顔が嬉しい」とか「いつも声かけてくれるのが嬉しい」とか、本当にちょっとしたことです。
意識しないと当たり前だと思っていてスルーしているようなことです。

これが「貢献感」を引き出す関わり方です。
言われた方は「自分のしたことで相手が喜んでくれるなら、また次もしよう」と思えます。
そうすると自主的に良い行動をしてくれるようになってきます。

注意していただきたいのが、ウソの感謝は言わないこと。
自分が助かったり嬉しかったことを具体的に言うのがポイントです。

「感謝しましょう」と良く言われますが、何でもかんでも「ありがとう」と言われるのは、嘘くさく違和感を感じることもありますよね?
感謝を伝えるのなら、心からの「ありがとう」を伝えた方が、相手にも伝わります。

私はこの目的論的な関わりをすることによって、人間関係がより良くなってきました。
私も子育てにも大いに活用しています。
ぜひ、お試しくださいね★


さらにより具体的な事例で実践したい場合は、メンタルコーチが行う【アドラー心理学勇気づけ講座】を開催出来ます!
昨年「ヒューマンギルドELM勇気づけリーダー」になりました。
ご希望の方はリクエストくださいね★

メール→ miezakki★gmail.comまで。
(★の部分を@に変えてくださいね)
横浜市北部、神奈川、東京などで開催可能です。

個別のコーチングセッションでも、具体的なシーンを例に、相手に上手く伝わる伝え方を扱ったり、コミュニケーションを改善する方法を一緒に導き出していきますよ。
特に苦手な相手やトラブルになりやすい相手には、これがきっかけでお互いの信頼関係が良くなってきますよ。