彼女とのGWデートは

毎年恒例となってきた

アウトレットへのドライブ

風が強いがとても良い天気だ

 

朝お迎えに行くと

細く高く澄んだ声で

おはようと彼女が車に乗ってきた

ふわっと香水の良い香りが

車中にひろがる

 

おやつを持ってきてくれるあたりも

女の子らしいというか

自分にはとてもかわいさを

感じる一面だ

 

いつも通り慣れた高速を

彼女と話しながらスイスイ進む

 

しかし途中から

まさかの渋滞にびっしりハマるが

楽しい会話をしているからあまり気にならない

 

ここで痛恨の大ミス

高速の分岐点で進み間違え

違う方向に行ってしまった

 

首都高速と違って

次のインターまで距離があり

行こうとしていたアウトレットから

どんどん離れて行ってしまった

仕方なく諦めることになった

 

謝る自分に対し

ドライブだから良いのよと

気が楽になる言葉をくれる彼女

優しいなあと思う

 

こういうことをきっかけに

喧嘩になるカップルも

いるだろうしね

 

結局遅いランチを

コメダで食べることになり

それはそれで楽しかった

 

自分は彼女といる時間が

とても癒される

表情や話の内容、性格もそうだけど

所作や女性らしい雰囲気も

好みだといつも思う

 

座った時に膝がピッタリ

くっついているだけでも

なんてキュートなんだと

嬉しくなってしまう

 

でも悟られないように

素知らぬ顔をしてる自分は

それはそれでムッツリなのかな

ひとりでウキウキするのもあれだし

ちょっとやらしくて嫌だなと

思ったりしていた

 

帰りの高速は

10メートルもの風の中での

アクアライン

 

晴れていて気持ちが良かったけど

水面はすごい白波だった

通行止めにならなくて良かった

 

彼女はGWや他の日に

ゆっくりした時間が取れると

自分とのデートにと

時間をつかってくれる

 

色々やりくりしてくれて

ありがとうと思う

 

いつまでたっても

かわいくて仕方がないよ