長い長い休暇が終わろうとしている
特に遠いところへ行ったわけでもないが
めちゃ楽しくてまだまだ足りない感じだ
彼女はというと自分とは真逆で
とてもハードな週だった
今週は身体を休めて欲しいと思ってたのに
疲れているだろう彼女が
時間を作ってくれた
丸一日デート
それならば彼女に気分転換して欲しくて
少しドライブしながらの
ランチを探したものの
人気レストランはすべて満席
万策尽きたと彼女に伝えると
ここに行きたいと
助け舟を出してくれて
今回は街デートとなった
レストランは相変わらずの待ち人たち
整理券を取り50分待ちの間
ショッピングでぶらぶらし
やっと遅めのランチとなった
彼女が大好きな坦々麺
自分がよく食べる
エビチャーハン
小籠包は欠かせないね
疲れてるかなあと思ってだけど
見た感じはそうでもなく
相変わらず彼女のほっぺはすべすべ
見てるだけでウキウキしてしまう
たくさん食べた後はショッピングだ
お腹いっぱいになったからか
彼女は歩きながら眠いと言う
眠くてポッポした手を
触ってみてと差し出し
確認させてくれるのが
なんとも言えず愛しいね
自分が憧れのコートを試着したり
彼女も高価なワンピースを試着したり
通勤バッグをアレコレ見たり
店員さんから
「お揃いのネックレスをされて
仲良しさんですね」との声がけに
ペアルックに慣れていない自分達は
「あ、あはは。そうなんです汗」と
笑いながら意味不明な説明をする
見てないようで
お揃いって見られてるんだね
さんざん見たけど
今回は買うものがなかった
彼女がフレッシュジュースを
ご馳走してくれて一休み
夕方になり帰ろうと
少し離れたパーキングまで歩く間
彼女と歌う宝塚歌劇の歌
大都会の街中で歌ってる
アラフィフカップルなんて面白いね
誰も聴いてないのに自意識過剰で
恥ずかしくて歌えない自分に
早く歌って〜と楽しそうな彼女
その姿を見て
こうやっていつも
安心して笑ってて欲しいなと
薄暗くなるのを良い事に
ちょっとムギュっとしてみた
帰りの車の中では
さすがに少し疲れたのかポーっとしてた
たくさん歩いたしね
彼女が買い物をする間
車の中で待っていた
戻ってきた彼女が自分に
「はい、これわたしと一緒の朝ごはんよ」と
お揃いのパンを買ってきてくれた
子供の頃から馴染みのある
好きなパン屋さん
ポンパドウル
しかも、自分がアップル系が好きなので
彼女が合わせてくれたんだね
信号待ちでは隣のトラックが
キャバ嬢の写真を大きく載せて
ギラギラのライトで宣伝している
こんなの普通に走ってるこの街は
相変わらず眠らない街だね(笑)
彼女を送りバイバイし
車で走り去る時
ルームミラーで後ろを見ると
彼女が手を振っていた
こんな可愛い子が彼女って
どうしよう幸せすぎる
こんなことばかり言ってる自分は
彼女に毎度、呆れられるが
自分だってどうしようもない
かわいいものは仕方がない
疲れた彼女を癒すはずが
癒されちゃったデート
これからも彼女は
大切にしたい宝物だよ


