コードギアス 反逆のルルーシュ (1期)
コードギアス 反逆のルルーシュ R2 (2期)
2回目の視聴でしたが、数年前に視て、めっちゃハマったくせに、全く持って内容を忘れ、フレッシュに楽しんで視聴しました。(笑)
馬鹿は幸せですね(もう笑うしかありません!)
内容を短文で要約なんてできないほどの濃いストーリー。
あえて一言でいうなら“裏切り”だと思います。
キャラクターは何度も仲間になったり敵になったり、主人公も何度も狂ったり、てか狂いっぱなし。
しかし完結の仕方は良い裏切られ方だと思いますし、非常に好きです。最後のナナリー(主役の妹)がなくシーンが一番グッときます。
主人公や親友、他メインキャラ達(メインキャラ多すぎ)の覚悟にはグッときます。
物語には起承転結が必要ですが、コードギアスは、
起承、転転転転転転・・・・・・・・結!!
といった感じで、前話の見方は今話の敵、そして次話には味方!
さすがにそこまでの尻軽ではありませんが、それくらい敵味方が入り乱れます。
好きなアニメだからこそ、あえて突っ込むなら、それぞれの覚悟も素晴らしいのですが、ストーリーの展開の速さに飲み込まれずに、ちょっと離れて視ると、「えっ?お前はそれでよかったの?」的なやつもいたりします。
ざきが特に気になったのは“オレンジ”さんです。
敵のピエロ的ポジションから、まさかのサイボーグ化して復活!主人公の前に立ちはだかります。
意味のない“オレンジ”というワードに踊らされ、名誉は失墜。
主人公への恨みで襲い掛かってくる彼ですが、サイボーグ化して片目に着けた仮面の色は“オレンジ”皮肉か戒めなのかもしれませんが、2期に入って突然味方になります。
それからはもうギャグなのか?
元味方に“オレンジ”となじられても、誇らしげに、ジョジョかくやというような決めポーズで“オレンジ”という異名を誇ります。彼は実は敵対していた主人公に仕える存在でした。
最後の方なんかは、全てを水に流して、騎士道について語ったりする彼は、主人公ルルーシュが死ぬとわかっていながら道化を演じます。
そこまでは「そういうのも忠義の形なのね。」と思って見守りましたが、エンドロールで、
彼はなんと、
“オレンジ”畑で笑顔で“オレンジ”を収穫していました。
これは以前“オレンジ”というあだ名を恨んでいた彼がオレンジ畑がお似合いだという揶揄を受けて激怒したことを思い出せば、地味に笑えます。シュールです。
エンドロールをみて、「お前!!あんなに忠誠を誓った主人が死んだのに、楽しそうにしやがって!!」
と最後まで彼はオレンジなピエロだったことを語って終わりたいと思います。
支離滅裂。見てない方は何を言いたかったのかわからないと思いますが、純粋に面白いアニメなので、ざきのことは気にせずに視て、楽しんでください!
ではまた!