いやいや、読みましたよ新刊“Re:ゼロから始まる異世界生活 9巻”!!!
アニメを事前に見ていたので感想は連動させたものになります。
アニメはかなり忠実に再現されていたんだなぁという安い言葉になってしまいますが、本当に良かった!最新9巻にはアニメ放送にはない“その先”が描かれていましたが、気持ちよくきれいに終わらせるためには、これ以上ない場面チョイスだったと思います!
ただ尺の関係なのか、アニメでは語られていなかった部分もあって、次回を期待するファンとしては心配にはなりました。
その語られていなかった事実が、ざきが気になっていた違和感解決のきっかけになることは確かで、ですが、真実が謎を呼ぶ状態なので早く新刊が読みたい!
アニメで語られなかった事実とは魔女教大罪司教の怠惰は人間ではなく精霊であったこと、自分はなぜ、“暴食”である白鯨は魔物なのに、“怠惰”は人間?と思っていたので、精霊であるという新たな事実で、謎が解けていきそうな気配を感じました。
まあ今回の巻で強大な敵であった白鯨は“暴食”ではあったが、大罪司教ではなかったという驚きがありまして、これまでの疑問を根底から崩された形になったのですが、また楽しみが増えた感じです。
9巻を読み終えてしまうと、オットーが加護持ちだったという驚きも風化してしまったので、まあ驚いた事実だけあっさり残そうと思います。
なんせアニメで大筋はわかっていただけに、驚きは半減でしたが、オットーは割と好きなキャラです。これからもちょくちょく活躍してくれるとうれしいなー。
話が逸れましたが、加護持ち以上の驚きがありました。それは、しぶとく竜車を追ってきた怠惰の形がアニメと違ったこと、、、、
ではなく、、、
アニメでスバルが福音書にイ文字で何と描いたのかわからなかった事が明らかになったこと。
でもなく、、、
火の魔石を投げ入れたのは、洞窟ではなく白鯨の死骸だったことに気づいた事。
でも当然ありません。
アニメではきれいにまとまりましたが、またもスバルを襲う困難。
王都へ戻る途中に明らかとなった、エミリアがレムの事を忘れてしまっている件についてです。
あの1行のために1ページ使うのがうますぎる!
鳥肌立ちました!
更には新たな大罪司教2名の登場とスバルが戦わなければいけない内容にするためのストーリーの作り方!素晴らしい!!
そろそろスバルを休ませてあげないとまた精神崩壊するのではないでしょうか?
なんせ彼は死に戻りの時間も含めてかなり長い間、異世界生活しているはずなのに、まだジャージ姿、、、
1度は剣を持たずに動き出したことを悔やむシーンがあったはずなのに、今だ修羅場の中に剣はおろか、防具すら身に着けていかない始末。
わかっていてあえてのジャージという猛者なのか、忙しすぎて装備も整えられないくらい毎回追い詰められているのか?
たぶん後者でしょう。
しかし、安直に異世界の物で装備を固めないから、出ている物語の味がありますよねー。
それにもしかしたら、装備を整えたところで無力な自分に出来ることはない。他の事に尽力すべしなんて精神がありそうですね。
語り出したら“きり”がない!(霧がなくてもレムは消えたんですが、、、)
まとめに入ります。
アニメではスピード感がありましたが、小説では各人物の主観が行き来して、とても臨床感が出ていましたし、9巻買って良かったーー!!!
と叫びたいくらいです。まあ日も跨いだので騒げませんが。
とにかく来月、連続刊行となる10巻が待ち遠しい!!
それではまた!