日帰りクエストシリーズの途中にいろいろはさんでしまいましたが、シリーズ3作目読み終わりました。

 

今回は人間側と敵の竜人側が暴走する宿敵の竜人の行動に頭を悩ませつつ、双方に軍事的思考の元に行動するのですが、主役はやはり観光気分。

タイトル通り物見気分。旅行人的に戦争に参加するわけですが、やはり主役。

物語には絡んできます。

この物語は、主役の楽天的性格とどんどんダメ竜人になっていく宿敵が執拗に主役を倒すために躍起になることが主軸なのかな?と思います。

 

面白味としては、シリーズ1巻目ではかなりの強敵で余裕たっぷりに登場した宿敵が、毎巻なんだかんだで、というよりもしょうもない結末で、主役にやられ、性格的にも破綻し、軍人としても終わってしまっている思考(私怨)の元に行動し、落ちぶれていくところでしょうか。

 

ふつうは人間サイドに重点が置かれるのでしょうが、本作のあとがきで作者が語っているように、竜人サイドの人間関係?がかなり描かれています。そして人間と竜人の今後の関係や戦いの結末よりも、自軍でも孤立を深める宿敵が、どんなみじめな最期を遂げるのかが気になる作品です。

 

次の4巻目でシリーズ最終巻になるみたいなので、今日中に読み終えることを目標にしたいと思います。

 

それではまた!!!