2巻目読み終えました。



1巻目では比較的簡単に異世界と日本を往復できそうで、この先日本から持ち込んだもので異世界無双でもするのか!?
とも思いましたが、今回は夏休みを利用して長期滞在を試みた結果敵に捕まり奴隷となる。という一歩間違えばかなりエグい内容でした。

しかし、何だかんだで(ほぼ運)お気楽な奴隷ライフを送っていました。
良い感じで予想を裏切るような形です。
まあ読みやすさからスピード感があって、予測が間に合わないというのも理由ですね。中だるみはありません。

この一巻で奴隷編は終わりましたが、初期の敵の変貌やら、敵は悪いやつだけではないこともわかり、1巻目同様「読みやすい作品」は変わりはないのですが、味が出てきたように感じる巻でした。

ご都合主義が多いと感じる方もいるかもしれませんが、ざきは好きな感じのシリーズです!

敵(竜人)の町で宿敵に出会うが、敵は人の顔の区別はつかない。
良い竜人(飼い主)と宿敵は知り合いだが飼い主が主人公の名前をちゃんと覚えていないがために、気づかれずにセーフなんてのもあって、

小説は捻りが少なくても面白いものは面白い!

と言うことを実感し始めました。
やはり作者のうで次第なのでしょう。

最後の締めくくりも好きでした!
いろいろ大変だったが、夏休みの宿題が残っている!奴隷になる大変さと宿題の残りが同列で語られているあたりに主役の個性を感じます!

3巻目を読むのが楽しみです!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!!


それではまた!