屋根瓦の寺紋を見ると見事に「丸に右離れ立葵」じゃありませんか!
そうです。これを見たかったのです。
住職さんのお話や頂いたパンフレットによるとこの光縁寺の山門に丸に右離れ立葵の寺紋のある瓦が使われていて、道を挟んだ向かいに新選組の馬小屋があったそうです。
ご近所さんということで親交が始まり、同じ家紋を持つ山南敬助とも交流が始まったとのことです。
なので有難く拝見させていただきました。
さて、入りますかと思ったら門の脇に注意書きが!
なになに、新選組のお墓参りの方は小門からお入りくださいということか。
ではでは、キィー(小門を開ける音)「お邪魔しマース」ピンポン♪ピンポン♫
小門を開けるとチャイムが鳴るようです。
そしてすぐそこにご住職が!
住「新選組ですか?」
筆「新選組です。お参りに来ました。」
いつから私は新選組になったのか?
不思議な日本語を使いつつ参観料100円とお線香代50円をお支払いしてご住職から新選組のお話を聞かせて頂きました。
この辺りのお話は余り書かない方がよいと大人(精神的には子どもですが汗)の判断で割愛します。
ご住職のお話の後、火をつけていただいたお線香を持って墓地に移動しました。
墓地は光縁寺本堂を右から迂回した裏手にあります。
新選組関連のお墓は一番左奥(方角で言うと北西角)にありました。
他の方のお墓もいっぱいあるので間違ってもぶつからないように慎重に進むこと1分で到着!
上の写真は右から沖田氏縁者、山南敬助ほか、大石造酒蔵、松原忠司ほかのお墓の四基となっておりました。
ありました!「山南敬介藤原知信」のお墓
感動の対面!!
思ってたよりも小さいお墓で(現代のものと比較すると)表面の剥落がかなり進んでいて「介」の字はほぼ読めません。
それでも長年待ちに待ったご対面に感動しきり。危うくお線香持っているのを忘れるところでした。
そしてお線香を一束買ったのですがお墓が四基あるのを失念、というか山南さんのことしか考えてなかったので忘却していて焦って四分割しようとしたら結束が固くて無理。
他の方々にもお線香あげたかったのですがゴメンなさい。結局山南さんにだけあげることにしました。
ということで私の新選組を巡る旅がスタートしたのでした。