コロナに感染した。おそらくオミクロン。数週間前に妻が感染した種は恐らくデルタ。お互いにうつすことはなかった。

 

二人とも二度のワクチンは無論摂取済みで、僕はブースターも摂取済みである。多発性嚢胞腎はコロナの危険因子では無いという報告論文はあるが、慢性腎臓病はハイリスクであるので要注意である。てな訳で、腎臓病の人はワクチンも優先されていたし、ブースターはさっさと打てと言われていた次第である。

 

コロナが厄介なのは、一回の陰性結果が当てにならないことである。妻も3回目の検査で陽性となり、僕も同じである。31日あたりに喉が乾燥しているかなと感じ、1日にやや痛いかなと思ったら、その夜から腎臓が熱く左腕が痛みだし、2日には微熱。30、31、1日は全て陰性だったが、2日に陽性が出た。2種類の検査キットをつかったので間違い無いだろう。妻に至っては二度目のpcr検査で陽性と出た。検査キットも同じ。どうやらワクチン摂取者の陽性反応は遅いようである。

 

ということで妻が3日の午前中に腎臓医に連絡を取ったら、是非話したいということで、午後1時半にズーム診療開始。ハイリスクなのでファイザーの飲み薬を処方してくれて、2時間後に自宅に配達される段取りだったが、そんなに待てないと妻が取りに行った。往復30分足らず。血圧、体重、心拍数、パルスオキシメーターの血中酸素もそれなりに落ち着いているので大丈夫だろうし、点滴治療はいらないだろうが、念のためということでコロナ飲み薬を処方してくれた。メルクは効果弱いのでファイザー。今晩から飲むつもり。このスピードは日本では可能なのだろうか?

 

それはさておき、今回得た知識は以下の通り。ワクチンはアルファ型への対応策として開発されたので、デルタ含め、そもそも新型への感染予防力を期待するものでは無い。ただし、症状を抑えるT細胞をパワーアップすることがわかっているので、打った方が良い。T細胞が強固な人に必要かどうかは疑問だが、事前にわかる術は無いので打った方が後悔はないだろう。

 

実際に周囲で感染が爆発している。二人に一人は確実であろう。二度のワクチン摂取はもちろん、ブースターを打って、マスクなどの感染対策をし、不要不急の外出を避けていてもかかっている人はいる。マスクもN95の類やダブルマスクでないとオミクロンは防げないということで、場合によっては病院に入れてもらえない。

 

迅速なオミクロン対策のせいか、幸い検査所も至る所にあり(今や日本のコンビニ並)、検査キットも配りまくり(無料ティッシュなみ)、ワクチンも打てるので、このまま走り抜ける腹積りだろう。経済コストや心理コストを考えてもう大掛かりなロックダウンはしないと思う。感染者数や病気の症状ばかりクローズアップされるが、社会的孤独や青春の喪失など間接的要因で苦しむ人が増えることも考えなければいけないのだろう。

 

とはいえ、確実なのは僕の一人ロックダウンである。