どうもこんにちは。
今これを書いているのは朝の7時前。
今日も仕事を終えて、帰ってきたところです。
今日は1日お休み。
朝から風が少し強いですが、一昨日や昨日よりは暖かい気がします。
このまま少しずつ春に向かってくれると良いんですけどね。
まぁ外出は夜にゲーセン行くくらいにしておこうと思います。(笑)
(読書)
さて、足掛け3日間かけて、こちらを読み終わりました。
- 誘拐の果実 (上) (集英社文庫)/真保 裕一
- ¥680
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病院長の孫娘が誘拐された。“身代金”は入院患者の命だ!
標的は病院に身を隠していた被告人。挑戦か陰謀か。
悪魔のゲームの幕開けか!?そして、もう一つの誘拐が…。
逆転に次ぐ逆転!
衝撃と興奮の傑作巨編。
…真保氏の著作を読むのは『繋がれた明日』に続いて2冊目ですね。
タイトルからも解るように誘拐モノでした。
画像では文庫版になっていますが、僕はハードカバー版で読みました。
上下2段で500ページ弱ありましたね。
まず初めに、大病院の院長の孫娘が誘拐されて、
『孫娘の命と引き換えに、今そこに入院している患者の命を落とせ』
という要求が突きつけられるんですよね。
もちろん、病院側としてはその要求どおりにすることはなく、
命を落としたという演技をしてその場を切り抜けます。
そして事実、孫娘は戻ってくるんですよね。
更に、今度はとある書店の19歳の大学生が誘拐されます。
この場合の条件は、
『株券を7000万円分購入して、株券と引き換えにしろ』
というもの。
さて、この大学生は無事に戻ってこられるのか…。
という感じですね。
この2つの誘拐事件にはもちろん共通点があって、
第1の誘拐で殺すように言われた患者はとある大会社の社長。
そして、第2の誘拐で株を買えという要求が出ますが、先の会社の株を買え。というのものなんですよね。
短い時間の中で2つの誘拐事件が連続して発生し、
共通した事項がある。
その2つの誘拐事件から、過去の病院の○○や、誘拐された本人や家族の葛藤、
そして真犯人の誘拐事件の真の目的が明らかにされていきます。
真犯人はとても頭が良く、かなり冷静な人物なんですよね。
犯行の計画の緻密さはもちろん、警察が次にどんな動きをしてくるのか、
事情聴取でどのような言葉で受け答えをすれば良いのか、ということを瞬時に判断します。
でも、その誘拐事件を起こした動機があまりにも人間的で、
そのギャップが逆に好印象でした。
大規模な誘拐をテーマにしたお話ではありますが、家族の在り方や、病院内での殺伐とした人間関係、
その辺りも楽しく読むことが出来ました。
読後感も良く、物語のその後の未来がとても明るく描かれています。
誘拐モノっていうのはこういったハッピーエンドばかりなんでしょうかね?(笑)
天藤真の『大誘拐』もそうだし、これもしかり。
なんだか後味の悪い、そんな誘拐小説も読んでみたいな、と思いました。
今日はこんな感じですね。
それでは、また明日…。