どうもこんにちは。
今これを書いているのは朝の6時半前。
今日も仕事を終えて、帰ってきたところです。
僕が地元の駅に着くのはいつも6時10分前なのですが、
今日はまだ月が確認できました。
昨日から良い天気が続いているせいか、とても綺麗でした。
(読書)
さて、明日が図書館に借りた本を返す期日になっているんですけど、
今回は全ては読みきれなさそうです。
さすがに2週間で10冊は強行軍だったのかもしれません。(苦笑)
そんな中、昨日から今朝まででこちらを読み終えました。
- 13階段 (講談社文庫)/高野 和明
- ¥680
- Amazon.co.jp
無実の死刑因を救い出せ。期限は3ヵ月、報酬は1000万円。
喧嘩で人を殺し仮釈放中の青年と、犯罪者の矯正に絶望した刑務官。
彼らに持ちかけられた仕事は、記憶を失った死刑囚の冤罪を晴らすことだった。
最大級の衝撃を放つデッド・リミット型サスペンス!
第47回江戸川乱歩賞受賞作。
…最初から最後までほぼ読むペースは変わらなかったですね。
前科者の26歳の青年と刑務官のコンビが冤罪の死刑囚を救う。というお話なのですが、
そこにはもう1つの事件が関わっていて、謎を解く重要な鍵になります。
人が人を裁く。というのはどういうことなのか、というのを考えさせられます。
この主人公は、居酒屋でふとしったきっかけで男と喧嘩して、「思わぬ」殺人をしてしまいます。
そして3年程拘置所ですごし、出所した頃には彼の環境はがらりと変わっていました。
物語の中で、殺された男の両親が主人公に対して損害賠償を請求します。
その額は7000万円。
もちろん主人公1人で返しきれるものでは無いので、主人公の家族そろって金策に走る事になります。
彼が出所した頃には前とは全然比べ物にならないみすぼらしい家に家族は住んでいて、
「兄は人殺し」のレッテルを貼られた弟はアパートで大検受験のため一人暮らし。
両親は主人公を腫れ物にでも触るような扱いをし、弟はもう兄とは思って無いような口ぶりです。
…これがこの物語の最初のシーンなんですけど、この部分で話しに引き込まれていきましたね。
そして刑務官とともに、ある死刑囚の冤罪をはらすべく事件解決を目指します。
この刑務官も、今自分自身の仕事にとても葛藤を持ち、
死刑執行の悪夢にうなされています。
物語の中で死刑執行のシーンがあるのですが、とてもリアリティがあって、
少し不謹慎な書き方をすれば読みどころであり、おすすめのシーンです。
…冤罪事件の方は、決定的な証拠を発見して事件解決かと思いきや、
もう1つの真実、さらに主人公の過去が更なる真相を導き出します。
読後感はなんともいえないものでしたが、一言で書くと
「なんだかやりきれない」
ものでした。
推理小説としては少し力技で、「これはどうだろう?」という部分もほんの少しだけありますが、
(○○の中に○○なんてあるの?とか、体力的な問題などなど)
ストーリーとしては面白かったです。
死刑執行にまつわる国の制度の曖昧さ、少年法で守られる未成年。
そんな問題提起も含まれていたのでは、と思います。
今日はこんな感じですね。
それでは、また明日…。