昨日は高いところに登った。

そこから都会の夜景を眺めた。
夕方から夜にかけて、少しずつ灯りが点って行き、最終的にはすごい夜景になる。
あの灯りの一つ一つの下に、生活があり、仕事があり、愛があり、喧嘩があり、努力があり、夢があり、喜びや悲しみがある。
そう思うと、自分の中の悩みがどれだけ小さいか、泣きそうになった。
さも、自分の辛さが世界一だという風な感覚を持ってしまうけれど、絶対にそんなことはなく、これ以上の辛さの中で、一生懸命生きている人もいる。
空から見てると、大勢の人の想像ができる。
自分のことだけじゃなく、自分が見えることだけじゃなく、自分が想像できるところまで拡がる。
想像の根拠は、あの灯りだ。

こういう感動的な風景を、僕は大好きな人と共有したがる。
そこにその人の意思は関係ない。
こういう風景にこういう風に感動するのが、僕なんですよ、と言っているんだろう。
その人にとっては、「ふーん」で終わるかもしれないし、「素敵❗」となるかもしれないが、
自分を客観的に見ると、浅はかさが透けて見える。
結局、そこにあるのも「自分」。
自分が好かれたい自分と感動を共有してほしい、こんなにセンチメンタルな自分を慰めてほしい、という、自分中心の考え。
強くならないといけない。