今日の歌は、名曲「どんなときも。」
先生は「リハビリが大好き」の続きです。
リハビリが大好きな先生の
こだわりのひとつに
「終末期リハビリ」があります。
がんのターミナルの人にも
「歩きましょう」と言います。
痛みが強くて「うぅ~」となっている人にも
「花見に行きましょう」と言います。
言うだけではなく、本当に行きます。
そして、奇跡を起こしちゃいます。
「先生、楽に逝かせてください」
そうおっしゃる患者さんには
「それには歩くことですよ。
歩いていたら、ぽてちんと
逝けますから」
脳転移の症状が強くなり、
思うように歩けなくなってきた
患者さんの体を支えながら
一緒に歩きます。
それは雪が降るような寒い日でも。
なぜ、ここまでするんだろう・・・
私はまだ「終末期リハビリ」を
理解できていません。
なので、「終末期リハビリとは」を
説明することもできません。
でも、少しだけわかったことがあります。
それは、患者さんの尊厳を守るため。
ということ。
「先生、バイクに乗りたいんです」
「お~バイクですかいいですね~
じゃあ、そのためには
まずは歩きましょう」
患者さんの尊厳を守ること、
そして患者さんが生きることを
最後まであきらめない。
それを応援するのが
「終末期リハビリ」なのかもしれない。
この患者さんの表情を見ながら、
そう思いました。
私はこの奥深いリハビリの世界の
入口にたどり着いたところ。
今までの私には、未知の世界。
まだまだ、全然わかってないけれど、
患者さんの「○○したい」を
応援するだけじゃなくて、
実現するお手伝いができる
看護師でありたいと思います。
どんなときも
どんなときも
僕が僕らしくあるために
「好きなものは好き!」と
言える気持ち
抱きしめてたい
どんなときも
どんなときも
迷い探し続ける日々が
答えになること
僕は知ってるから