こんばんは。yujiです。
前回は3つのブロックのうち、
負債と純資産についてお話をしました。
今日はまず『資産』に関して触れたいと思います。
貸借対照表の左側の部分では、
負債と純資産で集めてきたお金が
どの様に使われているかをあらわします。
そして、負債と同様に
『流動』と『固定』で分かれています。
1年以内にお金に変わるか、
それとも1年を超えてお金に変わるかで、
『流動資産』と『固定資産』に分かれます。
次に、貸借対照表の右側部分である
『調達』と左側部分である『運用』で見ていきます。
調達と運用という視点で
会社の能力を判断する時に重要なのが次の2点です。
①安全にお金を集められているか
②集めたお金を利益が生み出せる資産に使えているか
例えば、負債は将来返済するものですが、
純資産は基本的に返済が求められません。
そうした中、負債の割合が多いと
返済負担が大きくなるため、
事業活動にお金を使わない傾向になります。
そうしますと会社は成長せず、
もしかすると倒産してしまう恐れがあります。
このように、貸借対照表を
右側と左側で
調達と運用として見るのも面白いです。