「決算書」をどのようにとらえていますか
自社の決算が終わった後、
「利益はいくらだった?」「税金はいくら払えばいいの?」
この2点さえ教えてくれれば、あとは知らなくてもいい。
こう考える経営者の方は少なくないはずです。
会計の分野では、複雑そうに見える会社経営の実態を数字によって
単純に表現することができます。
「決算書は税金の結果を示すだけ」ではないんです。
稲盛和夫さんの著書「実学」では、
「会計データは経営のコックピットにある計器盤にあらわれる数字に相当する。
景気は経営者たる機長に、刻々と変わる機体の高度、速度、姿勢、方向を正確かつ
即時に示すことができなくてはならない。
そのような計器盤がなければ今どこを飛んでいるのかわからないわけだから、
まともな操縦などできるはずがない。」
といっておられます。
つまり、経営者は飛行機を操縦するように、会計の数字をみながら経営の舵取りをすることが必要です。
そのためには、会計数字がいい加減なものであってはならないし、正しく操縦するためには、
現在の経営状態をシンプルにまたリアルタイムで伝えるものでなければ
経営者にとって何の意味もありません。
どんぶり勘定になっているがために、経営判断を誤り、イキナリ破綻っていうことにもなりかねません。
そのためには経営者自身が会社の数字に興味をもって理解しようとすることが
第一に重要なんです。
財務が安定した会社の経営者の方の共通点は、会計を十分理解していらっしゃるし、
会社と個人の支出は完全に区別されているものだと痛感しました。
しかし、
「決算書ってわかりにくい。数字の羅列ばかりで何が書いてあるかさっぱり」
と決算書に目を通さない方が多くいらっしゃるのも納得できます。
こんな数字の羅列では確かに見辛いですよね。
やはり、その会計の結果が理解しやすいもの出なくてはなりません。
そのために「見える化された経営状況でイメージで把握」
していただくことに当事務所では力を入れています。
全体性を見える化することで成長・衰退を一目瞭然できます。
次回は「見える化」することの重要性をお話ししたいと思います。
今日、名古屋へ研修へ行った折、吸い寄せられるように
チョコレート専門店の「リンツ」でチョコレートを買ってしまった。
味のバリエーションはいつも通りですが、
ハロウィンバージョンのラッピングがかわいかったです。
一日一個限定で食べようと誓ったのに、
すでに今日は3つも食べてしまった。。。。