可愛い人と言って良いのかわからないが、フランス人って子供のようだと思う。自分のせいになることは全力で避けようとするし、喚いたり怒ったり、幼稚園児と変わらない。でも一方で、これは良いんだと理解できない忍耐力を感じる時もある。


普段は車に乗った猛獣ばかり見ているからか、逆バージョン(良い方)を見ると、可愛い人だと思ったが、良い方も単に行動的と言うことなんだと思う。


先日、息子の村で招待試合があった。そうなると日本のバザーのように親が何か作って持って行き、それを売ってクラブは小銭を稼ぐと言うことをする。


バンと一本作れば良いパウンドケーキを作って行く人が多い。どこへ行ってもパウンドケーキが売られている。作るのも楽だし、切って売る時も楽だ。


でもね、皆んながそうなら違うのを作りたいと言うことでクッキーを焼いて行った。クッキーにはJudo 村の名前を一枚一枚に入れた。利益にならないのに、こんな手間のかかることする人はいない。


販売している所へ持って行った。おじさんも売り子として頑張ってくれていて、こちらからもありがとうと言うべきだが、おじさんが「(持ってきてくれて)ありがとう」と言ってくれて私は去った。だが反応が気になった私は2階から見てた。その人は私のクッキーを覗き込んで、Judo 村の名前に気づき、もう1人いたおじさんにすぐに見せていた。


そしたらこの見せられたおじさんが、大層気に入ってくれたようで、マイク持って司会している人にもわざわざ箱ごと持って見せに行って、柔道の先生には一枚取ってあげに行って説明し、最後には自分の携帯で写真まで撮っていた笑い泣き


40代−50代くらいのおじさんが、クッキーにこんなにウキウキしてくれるんだと、遠くから監視していた私は微笑ましく見ていた。


フランスでは、仕事場と車に乗っている時以外で知り合うことができれば、こう言う可愛いおじさんもいるようだ。