価格破壊の真実・・・
価格破壊の真実・・・
安い価格について、考えてみました。
なぜ安いのか、安くできる理由は?
意外にこういう情報はないようです。
実は売上=数量×単価
売上原価=売上×売上原価率(=1-売上総利益率)
そして、単純化するために、商業を対象に考えると、
売上原価は変動費
売上総利益=限界利益
売上総利益率=限界利益率
とします。
通常、利益はというと、これも単純化すると、営業利益と考えて、
営業利益=限界利益-固定費
となるわけです。
そうしますと、利益を出すためには、売上(=数量×単価)となるわけですから、まず、
例えば、売上を上げるためには、
数量を上げるか
単価を上げるか
となるわけです。
売上のみを考えれば、
既に数量が予定以上に達していれば、以後は原価を割らないかぎり単価を下げる余地
があります。
しかし、売上を伸ばすためには、それに比例して変動費も増えるわけですから、実際は
限界利益が目標に達している必要があるということです。
安い価格で売れるのは、この場合は数量もそうですが、限界利益が既に十分なまでに
確保してある場合のみということになります。
後は、限界利益の構成要素の仕入を仕入努力で原価=変動費を下げられたとか、
全社の経営努力で販管費等固定費を下げられたとか。
これを通期で考えれば、条件が許せば価格破壊も可能となるわけです。
金額、数量的にはそうなりますが、経営のスピ-ド、諸資源の回転の早さ、無駄を省いた
高率経営など、現場サイドのキメ細かな改革改善が欠かせませんが。
海外調達、人件費の変動費化、機械化、技術革新、場合によっては外部委託なども考慮
して、
その上で、他社よりも少しでも安くできるなら、考慮してもいいですが、そうでなく、単純に
価格競争に巻き込まれては、事業の存続を危うくすることになりかねません。
価格競争には、そういう怖さがありますね。
価格破壊で生き残るには、
結局、損益分起点を把握して、計画利益を確保した上で消費者に還元するということですね。
しかし、
かえって品質低下を招き、ガソリンスタンドもたぶんそのようですが、業界の疲弊につながる
ような無益な価格競争は避けるべきだと思います。
温泉旅館もそうですね、やはり周辺旅館街全体がよくならないと、くしの歯が抜けたような、
活力のない墓場のような街並みになってしまっては、結局つまらないですよね。
すこしまとまりがなくなってしまいました、今日はこのへんで。