消費者金融の規定の上で決められている「収入証明書提出が必要な金額」は、絶対条件として提出が必要な金額という意味で、それより少額でも、申し込む人によっては提出を要請されます。ローンのネックである総量規制には例外があります。事実、「おまとめローン」で融資を受けるといった場合は、総量規制の対象にはならないので、年収の3分の1オーバーの借金が可能です。消費者金融においては、一定の金額を超える借入を行なう時は収入証明書がマストとなります。
「収入証明書が要因でまわりに悟られるのではないか?」などと不安に駆られる方もいます。お金を借りるとなった時に為されることになる在籍確認というものは、その日にちと時間を指定できるのです。けれども夜遅い時間や朝早くの時間帯、ないしは1ヶ月以上先などといった変に意図的な感じの指定の仕方は無理です。大手の金融機関が展開しているカードローンのおおかたが、急な入り用にも応えられる即日融資を標榜しており、申し込みをしたその日のうちに望んだお金を借りることができるのです。
キャッシングサービスを提供していても、銀行は「貸金業者」とは捉えられておらず、あくまで「銀行」ですから、貸金業法の規制対象になることはありません。端的に言えば、銀行からの借入は総量規制を考慮しなくても大丈夫だということです。