〔気功〕第5課/気功概論・4/教本・31


3、習練法の概要


B、意守法の成すべき課題


《目標》

 意守法の目標は、脳からのフィードバックによって、簡単に言えば、気持ちを持って行くだけで、その部を〔ふぁんそん状態〕にし、その〔ふぁんそん〕した状態を体感できるようになることだ。
 気功的な言い方をすれば、〔気を持っていくこと〕が出来るようになることなのだ。

 この〔気持ちを持って行くこと〕を〔意念を向ける〕と言い、〔ふぁんそん状態〕を造り、体感し続けておくことを〔意守する〕と言い、従って、意守法とは、意念を向けて意守しておけるようになる習練のことなのだ。


《クリアすべき課題》

 意守法でクリアすべき内容は、次のようなものである。

 手を当てたり、気のボールを向けたりすることによって得られる皮膚から皮下、体内の感覚を、手を離した状態でも体感を再現できること。

 手や〔気のボール〕を当てられない部も、気持ちを持って行くだけで、〔存在の感覚〕によって、その部を〔ふぁんそん〕させ、その感覚を体感出来るようになること。

 体内の感覚を体感するのは体性感覚なので、Aの放鬆法の習練によって、体性感覚によって体感するという感覚の掴み方を身につけておくことが大事になる。


C、貫気法の成すべき課題

(つづく)