教本・6/〔気功&ふぁんそんテクニック〕の全体像・2
🔵〔ふぁんそん〕の概念
〔ふぁんそん〕という言葉は、気功習練の第一段階である〔放鬆〕という漢字の中国語的発音を平仮名にしたものではあるが、気功に於ける〔放鬆法〕の域を越えて、〔空の体感〕までの広がりを持った言葉として把握すべきと考え、新たに〔ふぁんそんテクニック〕として体系化した。
〔ふぁんそん〕は、まず、脳の活動をβ波からα波にすると同時に、体内を副交感神経優位にし、、皮膚から皮下が緩んで温かくなっていく状態を体感する。
その緩んで温かな皮膚の感覚によって、皮膚の外にある空気との一体感を体感できるようになる。
そして、体全体を包んでいる空気の感覚が体感できるようになり、その感覚が、この空一杯に広がっていくのを体感していく訳だ。
つまり、〔ふぁんそん〕というのは、体内の緩んだ感覚から、皮膚を越えた空一杯までの体感の全体を表した言葉で、従って、〔ふぁんそんテクニック〕は、その全体を体感していく為の技法なのだ。
🔵〔ふぁんそんテクニック〕の習練
〔ふぁんそんテクニック〕には、次の四段階の習練がある。
1、動きの体感
2、体内の体感
3、癒しの体感
4、空の体感
の四段階だ。
🔵気功と〔ふぁんそんテクニック〕の共通項
前にも記したが、〔緩感貫採練〕の最初の〔緩感〕が〔気功&ふぁんそんテクニック〕のベースになる取り組みである。
習練の内容は同じだガ、用語として分けているので整理しておく。
〔気功〕⇔〔ふぁんそんテクニック〕の形で記してみる。
1、放鬆法⇔動きの体感
2、意守法⇔体内の体感
である。
その二つ、即ち〔緩感〕を礎にして、気功は〔貫採練〕、即ち、貫気法、採気法、練丹法と進んでいき、〔ふぁんそんテクニック〕は、〔癒しの体感〕、〔空の体感〕へと進んで行くことになる訳だ。
💃気功&ふぁんそんテクニック指導員:和気信一郎
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