僕も時々書いてしまい、後悔する言葉があります。
それは「あなたに」とか「あなたへ」とか「あなたが」などと言う言葉で、その言葉を主語に用いて書かれている文章が気になるんですね。
それって、上から目線ですよね。
上から「教えてあげる」という感じで、嫌な感じがするんですよね。
こちら側に自分は居て、その自分は完全な人間で、そちらに居るあなた方は、迷える子羊の不完全な人間で、だから、完全なる私が不完全なあなたに教えを説いてあげる、不完全な迷えるあなたを完全なあなたにしてあげるって感じで、とても真面目な人の発言、寄り添い、共に歩いて行こうという人の発言には思えませんよね。
どちらかと言えば、詐欺的臭い、打算的臭いがするんですね。
だから、《あなた》という言葉を多く使う人の話は眉に唾を付けて読んだ方が良いと思っています。