養生気功の習練である〔緩感貫採練(かんかんかんさいれん)〕の習練の目標は、丹田の気を強くするところにあります。
 また、〔ふぁんそんテクニック〕の最終段階の習練は〔空の体感〕にあります。

 〔空の体感〕が陽の極みであるならば、丹田の強化は陰の極みと言えるでしょう。

 こんな風に考えてみてはどうでしょうか。

 大きな円を描き、真ん中に、水平のラインを描きます。
 そこが春分と秋分を結ぶラインです。
 上の半円が陽の範囲で、下の半円が陰の範囲です。
 で、陽の最後部が夏至に当たり、陰の最下部が冬至です。

 先程の〔気功&ふぁんそんテクニック〕で言えば、陽の範囲が〔ふぁんそんテクニック〕で、陰の範囲が〔養生気功〕になり、夏至に向かっては〔空の体感〕を極め、冬至に向かっては〔丹田の強化〕を極めていくということになります。

 立春、立夏、立秋、立冬は、それぞれに、春分や秋分と夏至、冬至の真ん中にあります。
 その円で、立夏と立秋の間に水平の線を引き、立春と立冬の間に線を引きます。
 すると、立夏、立秋のラインと、立春、立冬のラインで作られた大きな範囲の面が出来ると思います。
 その大きな範囲の面が〔気功&ふぁんそんテクニック〕の習練の共通する区域ということになるんですよね。
 養生気功で言えば、最初の〔緩感(かんかん)〕であり、〔ふぁんそんテクニック〕の〔動きの体感〕と〔体内の体感〕ということになります。
 この共通する範囲での習練の後、陽の極みに向かって習練していくか、陰の極みに向かって習練していくかは、自分で決めることになる訳ですね。

 勿論、この大きな円の丸ごとを習練し、丹田から空までの全ての感覚を身につけていくのが〔気功&ふぁんそんテクニック〕を極めていくということになるんですが…。


ℹ8月18日(日)
《気功を極める学びの仲間〔はらみたスクール〕》
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💃日本気功指導員協会(09019816957)

💃日本気功指導員協会(和気信一郎:鍼灸師&気功指導員)
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