何処に行ったかとか何を食べたかなどと言った個人的な情報は読者にとっては何の意味も持たない情報ではあるが、
「今日、先生は何をしていたんだろう?」
と、知りたがっている気功教室の仲間たちが読んで下さっているので、少し、物語風(?)に書いてみます。
朝の8時半くらいであったろうか。
僕はシャワーを浴び、コメダ珈琲に行く準備をしていた。
すると、バリバリバリと裏のトタンの屋根を激しく叩く音が飛び込んで来たのだ。
凄まじい雨だ。
これじゃー出掛けられない。
暫くYouTubeで朝刊チェックを観ていたが、雨は止みそうもない。
10時頃だろうか、少し小降りになった時、玄関先にゴミの回収車が止まった。
そうだ、今日は月に一度の新聞&段ボールの回収日だ!
僕は廊下にまとめていた段ボールを持って玄関を飛び出した。
家の前が町内の段ボールなどの集積場になっているので、オジさんが集められている段ボールを回収車に投げ込んでいた。
雨は止んだ。
10時半、僕は、一区だけ地下鉄に乗り、眼科に向かった。
診察が始まり、僕は最近の状態を話し、医者が目の中を検査する。
「変わりないけどねえ。」
残る手立ては、もう一度手術するしかないらしいが、その手術は一か八かみたいなもので、更に見えなくなる可能性も低くはないとのことだ。
そんなことは、〔気功&ふぁんそんテクニック〕の教室に行けなくなってからの話だ。
「もう暫く、悪くなるのを待ってからにします。」
という僕の返事に医者は笑った。
眼科を出たのは11時半だった。
「時間的には丁度いいな。」
僕は心の中で独り言を言い、中村公園の大きな赤い鳥居のある交差点の反対側にある吉野家に入った。
店のお姉さんに、有ることとと値段を確かめてから、僕は〔うな重〕を注文した。
僕にとっては年に一度の贅沢である。
旨かったー!