〔気功&ふぁんそんテクニック〕において重要な課題は、体内感覚を固体感覚から液体感覚、そして気体感覚へと変化(進化)させていくところにあります。
 僕は、〔すわり金魚〕や〔すわりイルカ〕によって、背骨は海の底で海草がゆらゆらと波に漂っているような軟らかさと、胴体内が液体になって、ビニール袋の中に入っている液体がゆらゆら揺れているといった、そんな感覚にまでは到達しています。
 また、気功流坐禅において、体内感覚と外の空気とを隔てる皮膚の感覚が薄れ、体内の〔ふぁんそん感覚〕が外に広がっている〔空の体感〕も少しは体感できるようになってきたように思っています。
 問題は、立って手足を動かしている時に、果たして液体から気体への変化が出来ているのかということです。
 気功的な動きは、須く〔気の舞〕に到達していく必用があります。
 つまり、〔気〕=〔空気〕が流れているような動きでなくてはならないんですね。
 ましてや〔自由な気の舞〕ともなれば、肉体的な感覚としての手足を動かすのではなく、液体が、更には気体が流れているような体幹になり、自分を包んでいる空気と共に舞っているようになる必用がある訳で、僕の課題はそこにあるのだろうなぁと感じた朝になりましたとさ。