僕が〔気功&ふぁんそんテクニック〕を探究していく時の視点について記してみます。
と言っても難しい話ではありません。
大きく分けて、二つ、いや、三つかな…の視点があります。
1、進化発展という視点
まず初めに、基本的な視点ですが、あらゆる物事は進化発展していくという視点です。
釈尊の考え方を持ち出すまでもないんですが、あらゆるものは〔無常〕ですから、同じところに留まってはいません。
必ず動いていくんですね。
その動きは、陰から陽へ、陽から陰へ…という具合に、その性質を逆転させながら動いていくんですね。
しかも、その逆転は、行ったり来たりというような往復運動ではなく、螺旋状に回りながら進化発展していくんです。
つまり、弁証法的に進化発展していくということなんですね。
2、関連性を持たせるという視点
もう一つの視点は、一つ一つのものを個別的に捉えるのではなく、関連させて考えていくという視点です。
つまり、AとBがある場合、AはA、BはBとして捉えるのではなく、AとBの間にどんな関係性があるのかを見つけていくということなんですね。
そこにCが加わろうとDが加わろうと同じことです。
これにも二つの視点があります。
まず、二つ+αの間に共通するものを見つけていくという視点です。
例えば、〔同〕という漢字に、月や木や金や氵の辺を付けてみると、胴、桐、銅、洞という漢字になりますが、この四つの漢字を見た時に、一つずつの漢字の読みを覚えると同時に、共通している〔同〕の部分を見つけ、更に、何故これらの漢字に共通する〔同〕が付けられているのかを考え、調べていくという、そんな視点です。
もう一つは、3分の2と4分の3という分数を見た時、その共通項を見つける為に、共通する分母として12を見つけ、それを分母として、12分の8と12分の9にしてみる訳ですね。
そのことによって、4分の3の方が3分の2より12分の1だけ大きいことが解るんですよね。
ある動きや功法と別の動きや功法との間にある相違点を見つけ、その中の共通する動きを丁寧に習練して深めていくことで、その別々のものも、更に深まっていくということなんですよね。
このように、何かを習い、習練していく場合、その一つを固定的に、変化しないものとして見るのではなく、よりよい動き、よりよい功法に進化発展させていけるものだと捉え、工夫をしながら習練していくことだと考えているんですよね。
ℹ7月14日(日)
《気功を極める学びの仲間〔はらみたスクール〕》
🎈9時半~14時半(昼食タイム有り)
🎈名古屋市市政資料館
🎈受講料→1日3,000円(会員2,500円)
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💃日本気功指導員協会(和気信一郎:鍼灸師&気功指導員)
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