小唄を習い始めたのは二十代半ば。
はじめのうちは三味の音やお稽古が楽しくて週に一曲のペースで練習していたが、転勤してからは三味線に触れることもなく、益々遠のくばかり。
ここに来て、小唄を再開した。
師匠の吹き込んだテープを聴きながら、ふつふつ熱く湧き出る思いが出てきた。



小唄を継いでいこう。
師匠の趣をそのまま伝えるのは難しいけれど、私なりにやって行こう。
江戸情緒を音と言葉で奏でる。何気に習い始めたことだけど、改めてやり始めると深く癒される。
今までの蓄積を捨ててしまったけれど、これからは身体に刻み込んでいこう。
死ぬまで続ければ、広がっているかもしれない。
よーし。