お正月休みも終わり、仕事も始まってまた新たな年が始動した。
正月休みの間はこざるのご機嫌が悪く、
あちこちのクッションやら嫁さんの布団に粗相したりで散々だった。泣
といってもこざるがこうなるのは全て左衛門佐と嫁さんが悪い。
こざるはとても頭の良い子なのでちゃんと毎日時間をかけて愛情を注いであげれば悪さはしない。
仕事で疲れておもちゃで遊んであげるのをサボったり、こざるが満足するまで甘えさせてあげれば粗相をされることも無いのだが、なんせ我が家は8匹の大所帯。
こざるだけに神経が行き届かないこともある。
でもやっぱりキジトラは本当に難しいな。。。
既に虹の橋を渡った月凪(ルナ)もそうだったけど誤魔化しが通じない。
ちゃんと向き合って愛情を注いだ日は絶対に粗相しないけど、
仕事や釣りなんかであまり相手をしてあげられなかった日は粗相されることが多い。
ちゃんと飼い主をいつも見てるんだね。
こざるはまるで自分の精神状態を映す鏡のようだ。
でも夢中で左衛門佐に甘えてくる姿は本当に可愛い。
手のひらサイズで保護して育てた子だからね。
そりゃ可愛いに決まってる。
暖かい窓辺で日向ぼっこのこざる。
思えばこざる達チビ3匹も3歳になったのか。。。
早いな~、そりゃ左衛門佐も歳とるワケだ。
仕事から帰ってきたら玄関先に置いてあるダンボールの中に居る
小さなこざると目が合ったのが2021年、10月の終わり。
まだ300gほどの小さな仔猫だった。
人間に捕まり、しょぼくれ顔のこざる。これからどうなるのか・・・不安でいっぱい。
一体誰がこの子を連れてきたのか・・・。
こんな小さな仔猫が一人で我が家の玄関先に来るとは考え辛く、やはり我が家で保護した”睦月”の姉妹である、
”なつ”か”シルバーちゃん”の仕業ではないか?と嫁さんと話していたのだが
(この2年前に同じような事があり、”なつ”が雪晶を連れてきた)
その翌朝、仕事中の左衛門佐に嫁さんから
「やっぱりシルバーちゃんがまた2匹連れてきた!!ブルー系とホワイト系!!」
とLINEが入り、予想通りの展開。
嫁さんが言うにはチビ2匹を玄関先のダンボールの中に置いたであろうシルバーちゃんは少し離れたところからじっと様子を伺っていたそうな。
嫁さんは出社直前だったので2匹は左衛門佐が帰宅した後、捕獲・保護した。
その時は既に近くにシルバーちゃんの姿は無かった。
こうしてこざる、アクア、だるまのチビ虎3姉妹が揃うことになった。
コロコロとよく太り、逃げ足も超速で栄養状態が良かっただるまに比べ、こざるとアクアの健康状態は良くなかった。
おそらく食いしん坊のだるまが一人で乳を独占していたのだろう。
こざるも痩せていたがアクアは更に栄養状態が悪くて逃げる元気も無く、かなり痩せて大量のノミにたかられていて、お腹の中にまで虫が居た。
もしかしたらシルバーちゃんは乳の出が悪かったのだろうか。
厳しい冬を目前にしてこの子たちを育てられないと思い、睦月を頼ったのだろうか。
それとも自分の命の炎がもう短いことを知ってこの子たちを預けようと思ったのだろうか。
かくして、この小さな3つの命は我が左衛門家に託されることになった。
まだベビーファー、左からシロトラのだるま、サバトラのアクア、キジトラのこざる。
左衛門佐も嫁さんもこんな手のひらに乗るぐらいの小さな仔猫を育てた経験は無かったが保護して一か月ほどの間は順調だった。
毎日体重を測って記録していたが食べるほど順調に体重が増えていくのが嬉しかった。
活発に動くようになり、よく遊んだ。
が・・・、問題になったのはシロトラのだるまだった。
ある日突然食べなくなり、毎日辛そうに寝ているばかり。
いきつけの獣医を2件梯子したがどちらも詳しい原因がわからず、
「もしかしたら先天性の疾患があるのかもしれない・・・。」
順調に体重が増えていくこざるとアクアに対し、
生後2カ月の成長期だというのにだるまの体重は毎日減っていくばかり。
「・・・この子はもう育たないかもしれないな・・・。」
そう思いながらも目の前の今にも消えそうな小さな命を諦めることが出来ず、毎日徹夜で看病した。
その祈りが通じたのか、だるまはある日を境にまた少しづつご飯を食べるようになり、減り続けていた体重はようやく増加へと転じた。
全快しただるまは持ち前の食いしん坊を発揮して通常の3倍食べるようになったのだが成長の遅れてしまっただるまはこざるとアクアに大きさでかなりの差をつけられることになってしまった。
だるまが成猫になった今でも2.5kgと、とても小柄なのはこの時のことが影響したのかどうかは分からない。
(ちなみにアクアは3.5kg、こざるは4.5kg)
ただ、だるまの体質が成猫になった今でも弱いことだけは間違いない。
基本的には元気いっぱい活発な子だが室内の安定した環境下でさえすぐに体調を崩しやすいのでこの子の健康管理には猫一倍気を使っている。
シロトラに関してはあまりにも個体数が少なすぎるために得られる情報も少なく、よく分からないことも多い。
ただ、同腹の姉妹であるサバトラのアクアと見比べて様々な比較をした結果、やはりシロトラは本来なら銀毛化するはずだったサバトラが突然変異で白色化した個体であろうという結論に達した。
左衛門佐が目の前で確実にシロトラ猫であると確認できたシロトラは今までにたった2個体だけだがその母猫が2匹とも綺麗な銀毛化したサバトラであったことから、ただ単純にI遺伝子(インヒビター)を持っているだけではシロトラにはならない気がする。
突然変異種であるが故に体質も産まれつき弱いのだろうか。
野良として野外で生き残っているシロトラがほぼいないことを考えるともしかしたら何かしらの遺伝子的な欠陥があるのかもしれない。
見た目はミニチュアなホワイトタイガーみたいでとても可愛いんだけどね。
この子たちが小さかった頃はただ育てるのに必死で正直あまり可愛いと感じる余裕は無かった。
(何もかも全部だるまのせいだ。)
今当時の動画を見返すと、うわ~、こんなに小さくて可愛かったんだ~とちょっと後悔する。
もっとしっかり記憶に留めておけばよかったな。
仔猫の頃はまるで磁石でもついているかのように3匹いつも一緒だったが
成猫になると流石にそれぞれでいることが多くなった。
それでも寒い日にはやっぱり姉妹でくっついて寝ていたりと相変わらず仲が良い。
固い姉妹の絆はずっと変わらないんだろうね。
もっとも単独でいることが多いのはキジトラこざる。
人間に甘えるのが下手だけど同じ猫に甘えるのも下手みたい。
甘え下手。ガラスのように繊細な心を持ったこざる。
相変わらず神経質で不器用な子だけど、
今うちにいる8にゃんの中で最高の毛質を誇り、
いつもツヤツヤのテカテカ。
手触りが最高にいい。
模様もメチャメチャかっこ良くてタビーは漆黒、ベンガルみたいに凄い。
っていうか、本物のベンガルである泳空(エア)ちゃんより凄い。
流石にグリッターは無いけど。
この子を幸せにしてあげたいなって強く思うけど時々この子の気持ちがわからなくなってしまう時があるのも事実。
まるで人間の子供を相手にしてるみたいだ。
多頭飼いの中で自己主張が上手く出来ず、何とか飼い主の気をひこうとして失敗してしまうんだね。
月凪(ルナ)もそうだったけど悪さして飼い主の気をひこうとするところがキジトラの欠点だ。
それに比べてサバトラのアクアは本当に手が掛からない。
もうとにかく飼い主を困らせるようなことを何一つしないのでめっちゃ楽。
ただおとなしくて可愛いだけ。
一般の人が猫に抱いている着かず離れずの猫のイメージそのもの。
「はい。わたしのこと、撫でてもいいよ。」
と言わんばかりに撫でて欲しいときはすっと横に来る。(アクアはいつも上から。www)
手が離せず撫でてあげられなくても特にすねることもなくまたすっとどこかに行って
自分でグルーミングをしている。
猫飼いたいけど自信が無いという人には圧倒的に全トラ柄のサバトラをお勧めする!!
(サバ白とか白サバとか白毛が入るとまた性格違うみたい)
今までの経験上、雑種猫の中でもハイパーダントツに飼いやすい猫だと思う。
ジト目ちゃんのアクア。クールビューティ。
とてもマイペースな子で、ある意味一番幸せそうに見える。
人間からも猫からも必要以上に干渉されたがらない性格なのかな。
甘えたいときには自分から行くというか、相手から来られるのは好まないみたい。
見た目がシロトラのだるまと瓜二つというか非常によく似ておりとても仲がいい。
寒い日は左衛門佐のベッドにも青白セットで来ることがよくある。
アクアとだるま。仲の良い青白コンビ。同腹の姉妹だけにそっくり。
こざるとアクア。キジトラとサバトラの茶青セットもイイ!!
保護直後は痩せてガリガリ、虫だらけで悲惨な状態だったが
今ではころころ、ふわふわの健康優良児になった。
ご飯のときもだるまのように我先に来て他の子のご飯まで食い散らかすようなこともなく、自分の番が来るまでじっとおとなしく待っている。
左衛門佐の酒の肴やおやつを欲しがることもなく、
与えられたご飯をのんびり食べているお利口さん。
睦月と並んで癒し効果抜群の子。
この子を撫でていると幸せホルモンがいっぱい出てる気がする。
それに対してシロトラのだるま。
まあこの子はある意味ぶっ飛んでいるのだが
何をしても仕草が可愛く、許されてしまうのがこの子の凄いところ。
悪さも食に関することだけ。
左衛門佐の酒の肴の刺身を食い散らかしたり
夕食のおかずの焼いたさんまを咥えて逃走したり
他の子のウェットご飯を横取りして食い散らかしたりと、
そんなにたいしたことではない。。。(・・・のか?)
大好きなお刺身がもらえずしょぼくれるだるま。
この子は漁師左衛門佐の娘らしく魚大好きっ子なのだが
どちらかというと焼いた魚よりも生の魚の方が好きなようだ。
それも何故かかつおやまぐろなど赤身の魚はほとんど食べず、
左衛門佐が浜名湖で釣ってくるヒラメやマゴチなど白身の魚を好んで食べる。
特にヒラメのエンガワは大好きなようで、
左衛門佐がエンガワを好まないこともあってほぼこの子のおやつになっている。
とにかく自己主張の強い子で、怖いもの知らずな性格もあっていつも我先に!!なのでそういった意味ではこざるのように多頭飼いの中でストレスを溜めることは皆無のように思う。
物覚えが良く、基本的には頭の良い子で運動神経も抜群なのだが思慮深さに欠けるというかとにかく猪突猛進で前に進むことしか考えてないのでもし体質の弱さが無かったとしても野良で生きていける可能性をこれっぽっちも感じない。
何も我慢することなく心の感じるままに生きている感じ。
外猫だったら秒で車に敷かれて死ぬと思うが左衛門佐が手塩にかけて苦労の末に育て上げた子ということもあり、睦月と同じぐらい左衛門佐に溺愛されている。
天真爛漫で可愛いだるま。やはり白さは正義なのだろうか。
そんなこんなで小さかったトラ猫3姉妹も元気に成長し、暮らしている。
なんせ頭数が多いので大変なことも多いが(原因のほとんどがこざる)
毎日この子たちを見ていることが出来るのはこの上ない幸せだ。
猫を飼っている以上、別れはいつか必ずくる。
未來(ミラ)もこつぶも月凪(ルナ)もお別れしたくなかったけど逝ってしまった。
この子たちだっていつかその日がくるけどまだ3歳。
少しでも長生きして3姉妹の仲睦まじい姿をずっと見せてほしいと思っている。
