先日、勝ちパターンの潮周りだったにもかかわらず、

ノンキーのソゲキング達にボコられ、思うような釣果が出せなかった左衛門佐。

同じ日、近くで顔馴染みの常連たちも竿を出していたのだが

(この御仁も勝ちパターンを知り尽くしているので当然出撃のタイミングは被る)

後で釣果を聞いたら、数こそ二人で12枚と左衛門佐と大して変わらなかったものの

6~7割方は40UPのキーパーだったらしい。

50UPは一枚も出なかったらしいが大半は40~50弱ぐらいのサイズで揃っていたとのこと。

 

…そんな馬鹿な。

同じ場所で竿を出しててそこまでアベレージサイズに差が出るかな?

疑問に思ったけど、でもこの御仁の腕は得意とする潮周りの違いはあるにせよ左衛門佐とほぼ互角。

左衛門佐が10枚釣るならこの御仁も確実に10枚は釣ってくる。

なのでこの人の言う情報は信用できる。

 

はぁ~、俺が上手くキーパー拾えなかっただけなのか…。

聞けばナナマル含め、良型を多く獲ってきた船も居たらしい。

きっと左衛門佐のヒラメ釣りの腕がさほど上達しなくなっているのはやる気の問題なんだろうな。

身体を悪くして釣り出来る時間が大幅に減ったから酒の魚を獲る効率を重視するあまり、120%絶対に釣れる潮周りでしかヒラメ釣りしなくなったから感覚が鈍ってるんだろう。

 

少し…、やり方をヒラメハンターやってた頃の昔に戻してみるか。

まずは餌だな。

餌が大漁に無きゃ話にならん。

 

そんなわけで昨日の金曜日、仕事を終えた左衛門佐。

帰宅するとそそくさとサビキ釣りの準備を進める。

土日は雨予報なのでやるなら今しかない。

ついに天才サビキ釣り師の真価を発揮するときが来た。

 

さあ、いざ出撃!!

翌日も仕事なので短時間決戦だ。

しかし今の浜名湖は小アジが湧きに湧いているとのことなので絶対に釣れるはず!!

目標はとりあえず流しの餌に使えるサイズの小アジ100匹確保。

 

5分で到着!!

アンカーを落とす!!

コマセ詰めてサビキも落とす!!

よっさ、来い!!

でも下げ潮キッツ!!

アタリも無い!!

秒で移動!!

 

移動してアンカー打ち直したらいい感じの潮。

ここは居るんじゃね?と思ったらブルブル!!

ほらキタ!!

いきなり4連だけど…、あれ?

思ったよりサイズが…。

 

まだ唐揚げサイズな感じ。10cm弱?

これは流しの餌には使えないな…。

少し不安になったがそれは杞憂だった。

コマセ詰め無くてもそこからは大爆釣!!

13~14cmぐらいの餌に最適サイズも釣れてきてすぐに選別しながらの釣りに切り替える。

10cm以上の流しの餌に使える大きいサイズは右のイケスへ、

口がビヨ~ンと伸びて切れてしまったり出血してしまった魚は食材として左のイケスへ。

中途半端なサイズで掛かりどころが良く、

ダメージ無くすんなり針が外れた魚はリリースしながら手早く釣っていく。

うほ~!!やっぱサビキは楽しーーー!!!

 

夢中で釣っていたがハタ!!と気付く。

もう活き餌用の小アジ結構釣ったんじゃね?

まだコマセ大量に残ってるけどここで終了。

天才が本気出しちゃうと浜名湖のアジ絶滅させちゃうからね。

どうだろう、1時間半ぐらいやって活き餌用が80、唐揚げ用が100、リリースが100~ってとこか。

トータルで300~ぐらいは釣ったと思う。

近年の浜名湖は本当によく小アジが釣れるようになったよね。

 

 

 

左衛門佐的には13~14cmぐらいので揃ってくれると嬉しかったんだけどね。

でも、もうちょいしたらそんな感じになるでしょ。

ちょっと期待してた小サバはたった1匹しか釣れなかった。

残念。

 

さて、念願のサビキで爆釣してめっちゃ楽しかったからまた流しやりますか。

リベンジといきたいところだけど次はちょっと下げの負けパターンで竿を出してみようかと思う。

潮周りがどうやっても勝ちパターンに入らないってのもあるけど、

やっぱ魚釣り本来の、

 

「釣れるかどうかやってみないと分からない」

 

っていう条件で竿を出してみるのも必要なのかな?って思うようになったからだ。

それに下げの負けパターンって言っても、上げの勝ちパターンとは違って必ず負けるって意味じゃない。

単純に釣れるかどうかやってみないと分からないってコト。

左衛門佐に限らず、浜名湖の上げの必勝パターンに気付いた常連のヒラメ釣り師たちはいつしかそのパターンにはまった潮周りのみでしか船を出さなくなってしまった。

もちろん左衛門佐だって昔、まだヒラメハンターやっていた頃は上げだろうが下げだろうが構うことなく可能な限り出撃し、竿を出して技術を磨いてきた。

釣れなかったこともあれば下げでも爆釣したことだってある。

例え潮周りが必勝パターンでなくても、釣れる可能性は50%あるってコト。

釣れない50%の可能性を嫌って120%確実に釣れる潮周りでのみヒラメを狙うようになった結果、今の左衛門佐はヒラメが釣れても嬉しいとも何とも思わないようになってしまった。

だって120%確実に釣れる魚がその通り釣れただけなんだからそうなるよね。

だから今の左衛門佐はキス釣りをしているのがとても楽しい。

左衛門佐にとってキスという魚は、

 

「釣れるかどうかやってみないと分からない」

 

魚だからだ。

 

左衛門佐が浜名湖で流し釣りを始めてもう20年弱。

ここ浜名湖でトータル2500~3000枚(本)ぐらいのヒラメとマゴチを獲ってきたがそろそろ原点に立ち戻る時期が来たのかもしれないと思う。

左衛門佐にとってヒラメとマゴチは重要な酒の肴であると同時に水槽で飼育して観察して楽しむ大切な観賞魚でもあり…、でも思い返すともっと大切な何かがあったはず…。

もしかしたら、その何かを思い出せるかもしれない。