魚釣りが好きな人なら当然海や魚や自然が好きな人だって多いはず。
そんな釣り人ならば海で釣った魚を水槽で飼ってみたいな~。
なんて思ったこと、
一度や二度はあるのではないだろうか。
胸鰭が綺麗すぎるホウボウの子供が釣れたり、
ピンクの可愛いマダイの子供が釣れたり・・・。
しかし同時にこうも思ったはずだ。
”でも海水魚の飼育って、ムズイんじゃね?”
高価な熱帯魚のアクアリウムを楽しむのも良いと思うが
もっと身近な堤防などで釣れる近海魚を飼ってみるのも
実際にやってみるとかなり楽しいものである。
そして近海産海水魚の飼育はみんなが思っているほど難しくはない。
さて、そんな近海魚の中でも
たった1匹で水槽の中で抜群の存在感を醸し出す魚たちがいる。
それはハタの仲間である。
熱帯系のハタと違い地味ではあるが優雅で存在感のある近海産のハタ。
”ごく一部のマニア”www にのみ人気の観賞魚でもある。
今回はそんなハタの中でも最も際立った存在感を放つ魚、
巨大魚”クエ”の飼育について紹介したいと思う。
何故クエなのかって?
それは左衛門佐が今一番好きな魚だからである!!
左衛門佐の超個人的趣味から始まったこのマニアックすぎる記事、
いったい何人の人が見るのか知らんが
まずはその”~生態編~”。
クエとはいったいどのような魚なのだろうか。
正直言えば左衛門佐もクエの生態と飼育について特別詳しいワケではない。
メダカサイズの稚魚を短期飼育したのも合わせると
100個体ほどのクエの幼魚を飼育した経験がある左衛門佐だが
もちろんクエの成魚を飼育したことは一度も無いし、
左衛門佐が飼育したクエは全て天然魚ばかりで
人工餌に餌付けされた養殖個体を飼育したことも無い。
なのでこの記事は左衛門佐の個人的な主観もかなり入りすぎてはいるが
それでもおおむね合っていると思う。
それではまずクエの基本的な生態について。
※①~クエ、その生態~
クエは主に西日本を中心とした沿岸域に生息する大型の魚で、
分類としてはスズキ目ハタ科に属する海水魚である。
学名は”Epinephelus bruneus”。
名前に”〇〇ハタ”と付いてはいないがマハタとマハタモドキを除く他の多くのハタと同じ、
れっきとした”Epinephelus”である。
非常に美味な魚で超高級魚として知られているので
釣りをしない人でも名前は聞いたことあるとか、
クエ鍋食べたことあるという人も多いだろう。
クエの幼魚。(遠州浜名湖産) 2019年採集個体。
成魚でだいたい体長60~80cm、重さ5~10kg。(※メスの成魚時)
オスに性転換し、巨大化したものはごく稀に体長130~140cm、重さ40~50kgに達することがある。
クエは雌性先熟といってまず全ての個体がメスとして成熟し、
産卵に参加した後、一部の個体がオスに性転換して巨大化するので
小さな個体は基本的に全てメスである。
大型のオスの漁獲量は極めて少ないため、
多くの個体はメスの成魚としてその生涯を終えるものと推測される。
非常に美味で資源価値の高い魚の為、
様々な水産関係の研究施設や試験センターで育苗や養殖技術確立の研究がされているが
詳しい生態が謎に包まれている部分も多く、
左衛門佐も様々な論文や研究データなどを拝見し、参考にさせてもらっているが
同じハタ科のマハタやキジハタに比べるとその養殖技術の確立はまだ遅れているようである。
こうした人工飼育下での試験データによると6歳魚で約70%、
7歳魚でほぼ100%が成熟し、早いもので6歳魚でオスに性転換した個体がいたことから、
自然下における天然魚においては7歳魚~8歳魚辺りで
本格的なオスへの性転換が行われると思われる。
ハタの仲間は既に完全な養殖技術が確立されているマダイやヒラメと違い、
育苗生産においても仔魚初期における沈降死や浮上死、VNNによる大量死、共食いなど
個体数の損耗が非常に激しいため、小さな頃の飼育はとても難しいようだ。
例え単体での飼育であっても左衛門佐のような素人施設でもなんとか仔魚から幼魚へと育てられるヒラメと違い、
孵化後20日より前の段階からの飼育は素人レベルではほぼ不可能であると考える。
左衛門佐は研究機関の成長データと照らし合わせて孵化後約40日程度と推測される
稚魚から飼育した経験があるが一般的には最低でも全長5cmを超えている個体から飼育した方が
飼育難易度は圧倒的に下がると思われる。
浜名湖で採集した孵化後40~50日程度と思われるクエの稚魚。
クエは水深100mほどまでの外洋に面した沿岸域の岩礁帯に生息し、
甲殻類やイカ、魚類などを捕食する。
非常に縄張り意識の強い魚なので群れは作らず、単独で生活する。
定着性が強く、気に入った洞穴や洞窟などに住み、行動範囲はあまり広くない。
産卵期は夏で、ここ浜名湖では7月から稚魚が出現し始める。
卵は分離浮性卵で仔魚はしばらく水中を漂った後稚魚となり、藻場などに定着する。
ちなみにハタ科の仔魚は何故かみな珍妙な姿形をしている。
クエの魚形は他の近海産ハタに比べ、
やや細身でまるで爬虫類のような独特の模様がある。
浜名湖で採集した天然クエの幼魚たち。全て2019年採集個体。
縞模様は黒い縞で数えると6本、白い縞で数えると7本。
マハタと違い頭部の縞は斜めに走り、目を貫通して口まで伸びる。
※すぐ上の画像を見るとわかるが目を貫通する白い縞は個体によってかなり差がある。
水槽で飼育できるサイズの幼魚は独特の模様もハッキリしているが
巨大化するにつれて模様は不明瞭になる。
第一背棘数はだいたい11本。
尾びれは大きく、ウチワのように丸い。
水槽で観察すると、目は青く見える。
口は大きく、捕食は完全な吸い込み型である。
犬歯のような大きな牙があり、
よってバス持ちは出来ない。
やってもいいが指が血だらけになる。
クエは水温の下がる冬季になると餌食いが悪くなり、成長停滞が起こる。
そのためハタの仲間の中でも成長が最も遅く、
それが効率的な養殖技術確立の妨げになっている。
実際にクエを飼育してみるとわかるが外気温よりかなり加温できる室内でさえ、
冬季におけるクエの食欲は細い。
左衛門佐が以前飼育していたクエの幼魚。家の水槽にクエがいる風景。
※②~とても大事なクエの習性~
さて、クエを飼育するうえで絶対に知っておかなければならない
とてもとても大事なクエの習性がある。
この習性を知らずしてクエは飼えない。
それは、クエは非常に縄張り意識の強い魚であり、
”絶対に一つの水槽で1匹しかクエは飼えない”ということだ。
日本近海で普通に見られるハタの仲間でも
クエは最も好戦的で気性の荒い個体が多い。
ただの喧嘩ではなくガチの殺し合いになるので”絶対に”一つの水槽に
2匹のクエを投入してはならない。
もちろんこれはクエのサイズによらない。
たった全長3cmのメダカサイズでさえ、60cm水槽でも2匹同時飼育は不可能だった。
これは相当な数の天然魚のクエ幼魚のペアで試した結果なので残念ながら確定条件である。
もしどこかのサイトでクエは混泳可能とか書いてあったら
それは明らかに間違った情報なので注意してもらいたい。
残念だがクエの場合は他の近海産のどのハタとも混泳出来ない。
マハタ、オオモンハタ、キジハタ、アカハタ、アオハタなど、
何故かクエの敵対心は同族ではないハタにも向けられるので同時飼育はやはりNGである。
同じクエ同士ほどのバトルにならないケースもあるが
どちらにせよコンディションの良い状態での飼育にはならない。
魚にストレスが掛かり過ぎる可哀想な飼育になるのでヤメてあげよう。
怯えて縮こまっている傷だらけの魚を毎日眺めても楽しくもなんともないはずだ。
クエ以外のハタ同士なら混泳可能な組み合わせもある。
しかしクエだけはどのハタとも混泳は出来ないと覚えておこう。
対峙するマハタとクエ。(テスト時の様子) 飼育下においては絶対にこのような”1対1”の状況にしてはならない。
とても大事なことなのでクエの縄張り意識についてもう少し詳しく説明する。
例えば、今左衛門佐が飼育している上の写真のクエの場合、
何も無いガラスの水槽にポツンと一つだけタコツボが置かれている。
左衛門佐はメンテナンス重視なので水替えなどメンテナンスがし易いよう、
出来るだけ水槽内をシンプルにしているわけだが
このクエにとってこの唯一置かれているタコツボがこの子の根城であり巣であり、
縄張りの拠点というわけだ。
ここを中心に縄張りは展開し、水槽内全てがこの子の縄張りとなっている。
こうした根城があった方が当然クエの縄張りは展開し易く、さらにそれに固執し易い。
しかし左衛門佐が今まで数多くのクエを観察してきた経験によると、
じつはこの縄張りは仮にもし、”この根城のタコツボが無かった”としても展開される。
例えば水替え時や採集したばかりのクエをバケツの中に5分入れておいたとして、
その僅か5分の短い間でも縄張りは展開され、
このバケツの中は”わたし”のテリトリーとなる。(※小さなクエは全てメスなので”わたし”)
おそらくクエを飼育したいと思っている人はもしクエが釣れたら
水槽のここにこれ置いてあれ置いて砂利ひいて・・・とか色々考えるはずだ。
水槽の中に”小さな海”を作りたいという願望は
魚が好きな釣り人やアクアリストなら誰だって持つもの。
きっと水槽のどこかに素敵なクエの隠れ家をつくってやるだろう。
そんな夢溢れる水槽にクエの子供を入れた場合、
クエの子供は水槽の中をひとしきり泳ぎ回った後、
その隠れ家を自分の根城と決めるはずだ。
しかし自然下ならばそれほど広くないクエの縄張りも狭い水槽の中では
その隠れ家のみならずどうしても水槽全域にまでその支配が及んでしまう。
何も無いバケツの中でさえその縄張りを展開させるクエが
水槽の中に自分の気に入った素敵な巣穴を見つけたとしたら、
その巣穴とそこから展開する縄張りを守ろうとするのは必然だ。
当然邪魔者は排除しようとするだろう。
先ほど殺し合いと書いたが実際にはただ、
強い個体が弱い個体を一方的にフルボッコにするだけの、殺伐とした殺戮になる。
魚体の撮影中、左衛門佐の手を振りほどき別の個体に噛みついたクエの幼魚。人間への警戒心よりも同族に対する敵対心が勝るほどクエは縄張り意識が強い。
クエを喧嘩しないように混泳させる方法はたった一つしかない。
それは、養殖場のイケスのように縄張りを展開できないほどたくさんの数のクエ(ハタ)を
同時に飼育することである。
クエの敵対心は自分の縄張りを守ろうとする意識から生まれるので
周りにあまりにも同族の数が多すぎて最初から縄張りが展開出来なければ
守るべき縄張りも無く、縄張り争いは起きないというワケ。
この場合、周りにいる同族は捕食対象としか見なされず、
小さな個体が共食いにより淘汰されるので養殖魚の生産効率が落ちる。
しかし鑑賞目的で飼育することが前提のアクアリウムでそんな飼育があり得るはずもなく、
必然的に趣味での飼育におけるクエの混泳は完全に不可能という結論になる。
流石にここまで書いたら「そんなん大丈夫じゃねーの?」
とか思いながら読んでた人も2匹同時に飼うのは無理だな・・・と諦めてくれたと思う。
ど~~~しても2匹同時に飼いたいなら単純に水槽を2つにすればいいだけである。
それぞれのクエをそれぞれの水槽の主にしてあげればいいだけだ。
一つの水槽でクエを2匹飼おうとするより100万倍簡単なことである。
確かに手間は2倍に増えるが水槽を2つにすることで
こっちの水槽はこういうレイアウトにしてこっちは・・・と楽しみも2倍に増える。
ちなみに左衛門佐は昨年、3つの水槽で3匹のクエを同時期に飼育していた。
※③~浜名湖におけるクエの生態~
さて、その詳しい生態がわかっていないことも多いクエではあるが
左衛門佐のホーム、庭とも言えるここ浜名湖でのクエの生態について
少し触れてみたいと思う。
ここ浜名湖で長年ヒラメについては調査・研究をしてきた左衛門佐であるが
先ほども書いたように浜名湖産クエの生態についてそれほど詳しいわけではない。
左衛門佐が本格的に浜名湖のクエについて調査したのは
たったひと夏だけである。
しかし、その一年の調査で得た情報は決して少なくはなかった。
浜名湖に多くのクエが生息していることは近年では周知の事実であるが
その生態について研究・調査している人は全くいないため、
ここ浜名湖周辺におけるクエの産卵・生育状況について詳しい人も当然いない。
そのため、浜名湖のクエの生態についてはほぼ何もわかっていないのが現状である。
20年近く前、左衛門佐がここ浜名湖の畔に居を構えて間もないころ、
近くの藻場で1匹の小さな稚魚を捕まえた。
それは体長僅か2cmほどの小さな小さなクエの稚魚だった。
左衛門佐は浜名湖にあの巨大魚のこんなに小さな稚魚がいることに驚き、
いつかこの魚の調査をしてみたいとずっと考えていた。
クエに関しては5~10cmほどに成長した幼魚クラスは毎年必ず数多く採集できたので、
小さめの幼魚を短期間飼育して少し大きくなったら浜名湖へ返し、
また別の小さな個体を飼育するという飼い方をしていた。
それから数年経ったころ、確か7月だったと思う。
浜の藻場でせっせと餌用の小エビを採集していた左衛門佐の網に、
また2cmほどの小さなクエの稚魚が入った。
そのまま採集を続けているとまたクエの稚魚が入り、
最終的にその日は3尾のクエの稚魚が網に入った。
体長は全て2~3cmほど。
どれもメダカのように小さなクエだ。
「・・・・・・・。」
クエの稚魚の定着場所って・・・もしかして藻場なのか?
興味の湧いた左衛門佐はそれからほぼ毎日のように浜へ出かけ、
藻場で網を振るってクエの稚魚を採集した。
その結果、藻が枯れてしまう9月までの7月、8月の2か月間で
50個体以上のクエの稚魚を採集することに成功した。
ほとんどが体長2~3cm、大きくても4cmほど。
左衛門佐はこの限られた藻場にこれほど多くの小さな稚魚がいるならば
浜名湖から遠くない極めて近いエリアにクエの産卵場があるのではないかと思っていたが、
この短期間にこれほどの密度でクエの稚魚が出現したことが確認できたことによって
浜名湖に近い遠州灘のどこかにクエの大規模な産卵場があり、
その産卵に参加できる十分な数の大型個体が存在することが確定した。
興味深いことに、この藻場で採集できたハタの稚魚はほぼ全てクエで、
浜名湖で数多く見られる他のハタ種、
すなわちマハタ、オオモンハタ、アオハタの3種についてはたった1匹の稚魚さえ採集出来なかった。
この年この藻場でクエ以外で採集出来たハタは
全長3cmほどのヤイトハタたった1匹だけである。
熱帯系のハタであり、本州での稚魚の確認は極めて珍しい本種のこれほど小さな稚魚が
何故浜名湖の藻場にいたのかは非常に気になるところではあるが
話が脱線するのであえてここでは追及しないことにする。
この結果により、ここ浜名湖で稚魚期の成長に藻場を必要とするハタは
クエのみではないかと推測した。
この藻場ではその後も安定して毎年必ずクエの稚魚が採集できたので
遠州灘では毎年安定したクエの産卵が行われていること、
そしてクエの稚魚がやはり藻場を好んで定着することがわかった。
なお、近年の温暖化の影響により
鉄橋北エリアでのアマモ場がほぼ全て消失した今の浜名湖では
クエの稚魚たちで賑わっていた藻場も完全に消失したため、
現在クエの稚魚たちがどこを拠り所としているのかはわかっていない。
浜名湖の藻場で確認できたクエの稚魚・幼魚は最大でも4cm程度であったため、
全長5cmを超える頃になると藻場を離れ、
波止場や漁港周り、水深の浅い岩礁帯に移動し、
そこで餌を食べながら成長するようである。
実際に左衛門佐が浜名湖で採集するクエの幼魚も体長5cmを超えるようなサイズは
全てこういった場所での採集である。
このぐらいのサイズになると藻場を離れ、波止場や漁港、岩礁帯をウロウロするようになる。
体長が30cmを超えるようになるとやや水深のある今切口に近いテトラ帯へと移動するようだ。
これに近い新居海釣り公園では60cmほどの成魚も確認されている。
それ以上大きくなると浜名湖を離れ、水深のある遠州灘の深みへと落ちてゆくようだ。
※④~クエの個体差~
さて、この記事はクエの飼育を目的とした記事のため、
クエの個体差についても少し触れておきたい。
水槽で飼育し、観察することが目的なので
少しでも良い魚、カッコイイ魚、見栄えのする魚を水槽に入れたいからだ。
できることなら自分好みの魚を選抜し、
コンディションの良いカッコイイ魚を水槽に入れよう。
魚なんて同じ種類ならどれも同じじゃないの?
と思う人もいるかもしれない。
しかし魚にも人間と同じように個体によって大きな姿形の差がある。
ブラックバスやシーバスなど個体差の激しい魚をやってる人はすぐにピンとくるかもしれないね。
クエはバスなどに比べると姿形は個体差が少なく、
”天然魚なら”どの個体でもそれなりにカッコイイ魚に育つが
どうせ飼うなら自分好みのカッコイイ魚を選びたい。
そこで左衛門佐が昨年2020年に採集したクエの幼魚の中から
まだ画像が残っていた一部の個体をピックアップしてみた。
こうして並べてみると同じクエの幼魚でも個体によって姿形や模様が随分違うのが
わかってもらえると思う。
特にクエの模様は人間の指紋と一緒で似ているようで1匹ずつ全て違う。
慣れないと全て同じに見えるかもしれないが見慣れると
見た瞬間にその個体の特徴がわかるようになる。
「うお~俺のクエ、超カッコえぇ~。」
とかどんだけマニアックやねん!!www
と笑うかもしれないがこの魚ばっかりやってると本当にそうなる。www
ちなみにサイズ(体長)は左衛門佐が画像から判断したアバウトなので参考程度にしてもらいたい。
どの個体がどれぐらいのサイズだったかなんて流石にもう覚えていない。
まだ幼さの残るカワイイ当歳魚。たぶん5~6cmぐらい。
ストライプの眩しい当歳魚。たぶん7~8cmぐらい。
当歳魚。たぶん8~9cmぐらい。
当歳魚。たぶん10cm弱。左の個体、いい魚だね。
幅広な当歳魚。たぶん11~12cmぐらい。
当歳魚。たぶん10cm強ぐらい?
当歳~2歳に切り替わるぐらい。たぶん15cm前後。いい魚。
この個体も当歳~2歳への切り替わり時期。上の個体と縞の入り方が違うのがよくわかる。この子凄くいいね。
2歳魚。多分25cmぐらい。
幅広でバランスの良いカッコイイ2歳魚。たぶん25cmぐらい。
スラントノーズ、スマートなボディに巨大な尾びれ。細いがまるで魚雷のようにクエらしい2歳魚。
上の個体とはまるで正反対な幅広極太、超重量級個体。水槽に入れても映えること間違いなしの2歳魚。
左衛門佐が今現在飼育している個体。2歳魚。全体的なバランスが非常に良く、通常時でも白と黒の縞模様がハッキリ出る子なので気に入っている。
目を貫通する白い縞が非常に太いのがこの子の最大の特徴。
クエは居ないところには居ないが居るところには居る魚である。
1匹釣れたら2匹、3匹と釣れる可能性が高いので
もし複数釣れた場合はしっかりと吟味して一番カッコ良いと思う魚だけを持ち帰ろう。
くどいようだがクエは一つの水槽で”絶対に1匹”しか飼えない。
クエの詳しい飼い方の注意点についてはまた”~飼育編~”で説明したい。
複数持ち帰っても結局最後はクエ同士の喧嘩により貴重なクエの子供を無駄に死なせてしまうだけなので一番気に入った個体だけを大切に持ち帰ろう。
どうしても複数飼いたいのなら持ち帰るクエの数と同じ数の水槽をしっかりと準備しよう。
さて、クエという魚について色々と書いてきたが
次は”~採集編~”ということでクエを採集するにはどうすればよいかを書こうと思う。
魚が捕まらなければ飼育も始まらない。
いつ、どのような場所でどうすればクエの幼魚が手に入るのか、
その方法を紹介していきたい。












