風、強いねぇ。。。
明日もかなり吹くみたい。
ヒラメ、リベンジしたかったけど流しで船出すのは無理そう。
また係留してある船からちょい投げでキス狙うぐらいかな。
先日の夕方、水槽のクエちゃんとマハタちゃんの為にせっせと小エビを採集していた左衛門佐。
今は潮回り的に潮が全然引かないのでヒメハゼが採集できない為、
桟橋周りで小エビを採集してくるしかない。
でも時期的になかなか捕れないんだな、これが。
しかもねぇ、このスジエビ系の小エビは実はハタの餌としてはあまり向かない。
え?なんで?エビってハタの好物なんじゃないの?
と思うかもしれないが、もちろんエビはハタの大好物である。
でもそう意味ではなく餌として向かない。
その理由は、このスジエビを水槽に投入するとこうなるからだ。
わかるだろうか?
スジエビは水槽に投入されるとこんなふうに捕食者であるクエやマハタを怖がり、
水槽のガラスに張り付いて落ちてこなくなるからだ。
まるで、
「ああぁ~~~!!食われるのは嫌だあぁ~~!!!」
「食われるぐらいなら俺はこのまま死を選ぶ~~~!!!!!」
とでも言わんばかりに放っておくと水槽のガラスに張り付いたまま死んでしまうからである。
左衛門佐は死んでしまう前にエビ達を叩き落すのだがその度にすぐに水面を飛んで
またガラスに張り付いてしまうので水面近くで捕食のチャンスを伺う
クエちゃんやマハタちゃんもなかなか上手く獲物を捕らえられない。
・・・・・・。
あれ?
でも確か・・・今年飼育してたハタの中にスジエビの大群に取り囲まれてた子、
なんか居たよな。↓www
住み家のタコツボをスジエビの大群に包囲されるアオハタちゃん。www (9月撮影)
ってことはこの子、捕食者とは見なされず、
完全にナメられてたってことか。www
やっぱいずれ”海底の覇者”となる資質を持つクエやマハタと、
ハタの中でも小型種のアカハタやアオハタじゃあ格というか、
発散するオーラみたいなのが違うのかな。
とはいえ、小ハゼが採集できない以上、
とりあえずエビでもいいので捕るしかない。
一生懸命タモでガサっていると、
タモの中でピチピチという音がする。
・・・?
何か魚が入ったなと思い、中を覗いてみると・・・。
そこに居たのは・・・またしてもクエちゃん。
しかも・・・この10月も終わろうというこの時期にしてはかなり小さい。
この子、一体何月産まれだ??
まだ・・・体長5cmぐらいか。
もちろんここ浜名湖では1~2cmメダカサイズのクエの稚魚も多く見られるので
採集した中で特別小さな個体というわけではないのだがそのサイズが見られるのは6~7月。
それにここ近年、浜名湖のほとんどの場所であれほど豊かだったアマモ場が消失し、
浜名湖の藻場自体の面積が大きく減少した今
以前は左衛門佐がメダカサイズのクエの稚魚を数多く確認していた藻場でも
最近はほとんどクエの稚魚を見かけることはなくなってしまった。
左衛門佐の過去の調査では浜名湖のクエの稚魚は
決して好んでアマモに着くわけではなかったのだが
それでも何かしらの大きな影響があったのだろう。
おそらく今、クエの稚魚が定着する場所自体が変わったのだと推測される。
さて、今回採集したこの子。
先に採集した個体群が既に10cmを超えていたのと比べると
この時期にしては特別小さな個体だ。
10年以上遡った記録によると左衛門佐がこの浜名湖で採集してきたクエの稚魚や幼魚は
200個体を超えているがでも10月終わりに採集した個体としては
おそらく過去最小の個体だと思われる。
眺めていたらとても可愛いので思い切ってマハタちゃんと入れ替えることにした。
マハタはクエに比べると若干神経質というかデリケートな部分があるので
浜名湖に戻すのもそろそろかな~と思ってはいた。
というより左衛門佐はやはりマハタよりも他のどのハタよりもクエが好きだ。
正直、先日キス釣りしてた時に釣れたクエちゃんと入れ替えようかとも思ったのだが
クエちゃんのサイズが全く同じだったこともあり、
悩んだ末に見送ったのだがこの子はまだかなり小さいので冬を越すまで飼育しても
それほど大きくはならないだろう。
今年の水槽はラストまでこの2匹でいく。
決めた。
ただマハタちゃんを浜名湖に戻し、
水槽を整備し直して投入前にじっくり魚体のチェックしてたら・・・。
魚体左側の尾びれに近い部分に一か所、少し気になる傷があった。
・・・これ、いつ付いたんだろう。
採集時?
まあ、エビ捕ってたら偶然にタモに入った子だからな。
それほど大きな傷ではないが傷口から病気になったりすることもよくあるので
しばらくは注意して観察することにする。
左衛門佐が大好きなクエちゃんだけに例え1匹たりとも無駄に死なせたくはない。
無事に育ってくれるといいけれど・・・。