コロナ騒ぎがようやく沈静化へと向かいつつあり、

少しずつではあるが以前の日常を取り戻しつつある。

 

さて、左衛門佐はといえば相変わらず思うように動かない右足と格闘する毎日。

それでも釣りにはポツリポツリと出ている。

最近のお気に入りはサビキでのサバ釣り。

今の浜名湖は小アジ・小サバのパラダイスで、

こうした釣りが苦手な左衛門佐にもボコスコに釣れてとても楽しい。

それにサバは塩焼き、アジは唐揚げにするととても美味しいので

いいつまみにもなる。

塩をつけずに素焼きにしてやるとウチのにゃんこ達も大喜びで食べるので

特にサバは結構な数釣ってきてもすぐに食べ尽くしてしまう。

次の水曜日も嫁さん連れてサバ釣りにいく予定。

本当はタコ釣りにも行きたいんだけど。

 

流しの方も週イチぐらいでちょっとだけ竿を出している。

左衛門佐は晩酌のビールのつまみに絶対に魚のお刺身が無いと嫌な人なので、

冷蔵庫の刺身のストックが無くなると釣りに出るといった感じ。

一度出ればキーパーサイズ(40cm以上)のヒラメやマゴチが3~4つぐらいは獲れるので

大体一週間ぐらいはもつ。

状況的にはどうだろう・・・。

そんなにパカスカ釣れる気はしないかな。

サイズはマゴチが50cm前後、ヒラメは40~55cmぐらいが多い気がする。

最近は特筆するようなデカい魚は何も釣っていない。

 

そういえば水槽で飼育していたマゴチの幼魚2匹を浜名湖に返した。

ちょっと前の話だけど。

採集したとき、12cmぐらいだったのがなんと20cmオーバーにまで成長していた。

これ、下手したら流しの餌に食ってきちゃうんじゃね?www

成長くっそ早いな。www

 

 

元気でなぁ。

50cmになったらまた釣れて俺に食われてくれ。

食われるのが嫌だったらロクマルまで成長していっぱい卵産んでくれ。

 

そして空いた水槽には陸上の中型イケスで飼育していたホシガレイを投入した。

この超絶高級魚を水槽で飼育するのは左衛門佐も初めての経験である!!

 

 

とりあえずまったくこの魚の生態はわからんので手探りでの飼育になる。

そして投入から2週間ほど経った今現在、とっても手のかかるカレイであることが判明した!!

なんとこのカレイ、通常のカレイ類が大好きなはずのアサリの剥き身を食わねえ!!

今まで飼育したイシガレイ・マコガレイ・ムシガレイ・メイタガレイなどの幼魚は

貝類が好きなのでどれも喜んで食べてくれたのだが、

このホシガレイは動かない餌には反応しない。

いまのところ食べてくれたのは小さな小エビや極小のカニ、極小のヒメハゼ、

活きの良いゴカイなど動く餌のみである。

稚魚の段階からずっと活きたプランクトンを与えて育てたからなのかどうか知らんが

とにかく活き餌しか食わないのでコイツらの餌捕ってくるのが大変!!

特に一番好きなのは小エビ。

ダントツに食いがいい。

めっちゃ追いかけて食らいつく。

でも動きはカレイそのものなんだよな・・・。

食性はまるでヒラメだけど見た目と動きはカレイっていうか・・・。

 

餌の食い残しが残らないようにマダイの幼魚も1匹投入した。

釣ったときは3cmぐらいの極小サイズだったけど、

今はもう・・・5cm弱?

成長早っ!!www

 

 

釣ったときは薄いピンク色で縞模様が無かったので

チダイの幼魚かな?

と思ったのだがよーく見たら、

 

鰓縁が赤くない。

第二背棘が長くない。

尾鰭後端に縁取りがある。

 

このことからマダイの幼魚であることを確認した。

この子のためにアサリの剥き身を投入しても

やはりホシガレイがこれを食べることはない。

このホシガレイという魚、

カレイの中でもかなり特殊な魚のようだ。

 

水槽の底を這いまわって餌を探すホシガレイの幼魚たち。

 

水槽の魚たちのためにせっせと餌捕りに励む左衛門佐。

そうすると今時期の浜名湖では毎年顔馴染みの魚にもお目にかかる。

例えばこれ。

カエルアンコウの幼魚。

ちょうどこの時期、浜名湖の藻場でよくお目にかかる。

この子はオレンジ系かな?

まだ指先に乗るほど小さい。

 

 

 

 

そしてもっと珍しいのがコレ。↓

何かわかるかな?

 

 

 

これはね、プエルルス幼生といって実はイセエビの幼体。

左衛門佐も魚類の研究者ではあるけれど、

甲殻類の専門家ではないので正直このテにはあまり詳しくはない。

でもこれがとても珍しいことは知っている。

 

イセエビが放出した卵はフィロソーマという幼生になってプランクトンとなり、

海中を漂いながら生活する。

その期間は実に1年にも及ぶという。

よく他の魚に食われて全滅しないものだね。

このフィロソーマは親のイセエビとは似ても似つかない、

まるでクモが大きく手を広げたような姿をしている。

そしてフィロソーマは数十回にも及ぶ脱皮を繰り返してついにイセエビに近い姿へと変態する。

この状態がプエルルス幼生。

言わば稚エビへと移行する準備段階。

姿は親のイセエビにそっくりだけど、

まるで色が着いていない。

殻も内臓も完全に透明。

だから”ガラスエビ”とも呼ばれる。

この状態では餌も捕らない。

そしてもう一度脱皮して初めて親と同じ、”イセエビ”となる。

浜名湖ローカルの左衛門佐もこのガラスエビを見たのは数回しかない。

イセエビがこの”ガラスエビ”の状態でいるのはその生涯でたった1~2週間だけだからだ。

 

ただ、イセエビの採捕には漁業権が大きく絡むから注意が必要。

特に小さなイセエビの採集は日本全国ほぼ禁止となっている場合が多い。

浜名湖では特にイセエビに漁業権は設定されていないけれど、

静岡県条例によって殻長13cm以下のイセエビの採捕は禁止されている。

また、産卵期の禁漁期間もある。

静岡県も地域によっては漁業者以外の遊漁者が釣ること自体、

禁止しているエリアも多いので違反するとガチで密漁になる。

かなりの罰則を食らうことになるので気をつけて。

基本的にはイセエビは観察するだけしたら逃がすのが無難。

 

毎日雨ばっかりだけど・・・。

サビキはともかく空模様見てそろそろ流しにも行かないとな。

船のイケスにあと1枚、ヒラメが入っているけど

冷蔵庫の刺身のストックはもう無いし。。。

でも海中イケスを復活させたので活き餌のストックは万全!!

いつでも行けるぜ。

海の中のイケスなら餌のアジサバが酸欠で死んでしまうことは無いからね。

 

そういえば前回ボ〇ズだった同僚くんがまた船乗りたいって言ってたなぁ。。。

(その翌日も別の同僚と船出してやっぱりボ〇ズだったらしい。)

まああの時はガチで潮回り、クッソ最悪だったからなぁ。。。

(もちろんそれでも左衛門佐はヒラメもマゴチも釣った!!www)

せっかく高級ちりめん手土産に持ってきてくれたし、

なんとか次こそは釣らせてあげたいな・・・。