左衛門佐に合わせ、水曜日に有休を取った嫁さん。

もちろん釣りに行く気満々である。

 

先日、目の前でマゴチを釣られてリベンジに燃える嫁さんの為に

火曜日の昨日、左衛門佐はサビキを持って船を出してきた。

しかし小さなイワシが数匹釣れただけで

餌に使えそうなものはゼロ。

 

「多分、餌が釣れないと思うよ。」

 

そう言う左衛門佐に、

 

「釣れなかったら仕方ないからそのまま帰ってくればいいじゃない。」

 

・・・まあ、イワシなら少しは釣れるだろうから

それで遊ばせて納得させるか・・・。

未だ右足が不自由な左衛門佐的には一日家でにゃんことのんびりでも別にいいんだけど。

 

しかし予報では風が無いのは朝イチだけの予報なので

流しが出来る時間は極めて短い。

朝イチで餌が釣れなかったらガチでそのまま直帰の可能性もある。

その為にも夜明けから出撃するぐらいじゃないと・・・。

 

「かあちゃん、明日は4時起きだからね。」

 

「はーい!!」

 

しかしこのバカ夫婦、見事に寝坊!!

ってかおい!!

7匹もいる目覚ましにゃんこ隊!!

お前ら一体どうなってんだ!?

仕事の日は毎日無駄に早起きさせるくせに

肝心なときに起こしに来んとは!!

今日の目覚まし当番、誰!!

 

急いで支度していざ出撃!!

・・・既に結構吹いてきてる気がするけど・・・。

気のせい?

 

とりあえず爺ちゃんの言ってた新居の港に行ってみる。

二人でサビキ投入!!

さあ、来い!!

 

・・・15分経過。

な、何も釣れん・・・。

 

・・・30分経過。

こ、これマジでヤバくね??

マジで直帰パターンかも・・・。

 

と思ったその時、

左衛門佐の竿先にやっとプルプル!!

キターーーッ!!と思ったら上がってきたのは5cmもないムツの子供。

 

・・・・・・。

ど、どうやっても餌にはならんな・・・。

 

そうこうしてるうちにどんどん風は強さを増してゆく。

 

「かあちゃん・・・残念だけど、今日は無理じゃね?」

 

「何かキターッ!!!!!」

 

嫁さんのサビキ仕掛けには小さなイワシ。

1本針ならかろうじてマダカ狙いの餌になるぐらいか?

 

強風の中、必死で頑張る左衛門佐と嫁さんに応えるように、

ポツリ・・・ポツリとイワシが釣れだした。

でもめっちゃ単発。

・・・イワシって群れでいるんとちゃうの??

 

結局1時間ぐらい頑張ってなんとか使えそうなまともなサイズの餌は

嫁さんが釣ったアジとサバが1匹ずつ、左衛門佐が釣ったサッパが2匹・・・。

あとは1本針でも厳しそうなサイズのイワシ・ムツ・小カマスぐらい・・・。

・・・ダメだこりゃ!!

 

これ以上は無理と判断、

餌釣りを終了し競艇場横へ向かうが・・・。

強風でダバダバ。

左衛門佐だけならともかく、嫁さん付きでとてもまともに流せる状況じゃないので断念。

仕方ないので鉄橋南に戻る。

波は多少マシだがでもここも風がめっちゃ強い。

 

「一流ししてダメなら風裏のかあちゃんポイント行こうか。」

 

とりあえず一流しだけしてみる。

ワンチャンに期待して左衛門佐がチョイスしたのは3番筋。

えいっ!!と投入。

しかしギアをバックに入れっぱなしでも風に押されるぐらいの強風だ。

こりゃやっぱ無理か・・・。

そう思った瞬間、いきなり嫁さんが

 

「あ!!ゴンッてきたぁ!!!!!」

 

・・・・・・・。

マジで??

 

半信半疑で見つめる左衛門佐の横で鬼アワセを食らわす嫁さん!!

ゴンゴンと震える竿先!!

掛かったの?マジで??もう???

 

自分の仕掛けを回収してタモを手に嫁さんの横へ。

嫁さんの返事は全くアテにならないので「大きい?」とは聞かない。

でも竿の曲がりとラインテンションから見て

ドラグを緩めなきゃならないほど大きな魚ではなさそうだ。

 

「そのままテンション緩めずに巻いて。でもゆっくりね。」

 

「ヒラメかマゴチか、どっちだろうね?」

 

そう言いながら水中を見つめる左衛門佐の目に、

一瞬、細長いシルエットの魚影が映った。

・・・マゴチだな、こりゃ。

嫁さん喜ぶな。

 

あえて何も言わず、そのまま巻かせる。

緊張した顔でリールを巻く嫁さんの前に、

ついにマゴチが姿を現した。

 

「ああぁ!!マゴチだぁあーーー!!!!!!」

 

目視でちょうど50cmぐらいだろうか。

水面近くに来てから2回ほど強烈な突込みを見せて嫁さんを焦らせたが

このタックルと仕掛けで手こずるような相手でもないので

左衛門佐が強引にタモでザブン。

やったぁー!!と大喜びの嫁さん。

良かったねぇ。。。

 

嫁さんの1本目。マゴチ49cm。

 

嫁さんがサイズを測って!!と言うのでスケールをあててみると、

残念ながら50cmには1cmだけ足りなかった。

でもマゴチ大好きな嫁さんには嬉しい1匹だ。

 

再度仕掛けを投入するがやっぱりいくらなんでも風強杉!!

 

「牡蠣棚ENDまで流したらかあちゃんポイントに行こうか?」

 

ENDまで流して仕掛け回収。

5回巻いて一瞬止め、再度巻きなおした瞬間にゴン!!ときた。

流しの場合、巻き上げる途中に追ってきて食うことがよくあるので

左衛門佐はよくこれをやる。

 

大した手応えではないのでゴリ巻きで一気に浮かせる。

とりあえずそんな大きくないけどボウズ回避。

 

 

一流しでマゴチとヒラメ2匹釣れたけど風強杉で釣り辛すぎるので移動。

嫁さんポイントへ。

 

嫁さんポイント。

風裏なので水面は穏やか。

のんびりとした雰囲気が漂う。

釣れる釣れんは別としてやっぱここが一番落ち着くな。

 

嫁さんは1本針、イワシの餌で遊ぶ。

左衛門佐はせっかくの虎の子のデカいサッパを付けたのでコレでいく。

流し始めると流石はイワシ、嫁さんにアタリ連発!!

でも全部掛け損ねる。www

左衛門佐のデカいサッパにはさ~っぱり何も来んが

ワアワア言いながら悔しがる嫁さんは楽しそう。

10発以上掛け損なった嫁さんに、

 

「そろそろイワシも尽きるし、十分遊んだから帰ろうか。」

 

アタリの正体を確かめたいので最後の一流しは左衛門佐も1本針。

投入してすぐに左衛門佐にゴン。

 

「かあちゃん、何か知らんが食ったよ。」

 

と言うと、

 

「こっちも来た!!」

 

同時にアワセるとなんとWヒット!!www

 

「まさか同じ魚じゃないだろうなぁ??」

 

なんて言いながら二人でリールを巻くと、

30cmぐらいの小さなヒラメとマゴチが一緒に浮いてきた。

なるほどね~、餌盗りの正体はこの子たちかぁ~。

 

 

十分楽しんだし、さあ・・・帰ろうか。

おチビちゃん達をリリースして終了。

 

久しぶりにマゴチを釣った嫁さんは上機嫌。

餌も釣れず、強風の悪条件と短い時間の釣りだったが楽しい釣りだった。

これで身体が五体満足ならもっと良かったんだけどね・・・。

 

状況的には魚はたくさん居ると感じたので

餌さえあれば今なら良い魚もたくさん獲れるんじゃないかな。

 

さて・・・。

痛いけど今日もリハビリ、頑張りますか・・・。